登山用のファーストエイドキットを作ってみた

登山

いつも単独で山に行く私は、いざという時に自分で怪我の手当てをして、自力で下山しなければいけません。そんな時の頼りになるのがファーストエイドキット(救急セット)です。

今までは、適当に絆創膏とかテーピングテープなど、必要最低限のものだけをジップロックに入れて登山をしていたのですが、さすがにもう少しまともなセットがあったほうが良いだろうということで、ファーストエイドキットを揃えてみました。

ファーストエイドキットとは

登山をしていると、必ずいつかは怪我をする時が来ると思います。小さい怪我なら良いけど、捻挫や骨折、深い裂傷など、下山をすることも難しい状態になることがあるかもしれません。

そんな時に、何とか自力下山、または助けが来るまで生き延びる事が出来るようにするための最低限の装備です。単独の場合でも、グループの場合でも関係なく携行した方がいいでしょう。特に単独の場合、持っていないと死に直結する場合もあるので必需品です。

バッグの中身

登山用のファーストエイドキットなので、色々と詰め込みすぎて重くなっては困ります。持って行くものを吟味して、必要最小限に抑えます。

今回私がそろえたのが下記のもの。

・絆創膏(4種類)
・包帯(伸縮するもの)
・洗浄綿 2包
・ポイズンリムーバー
・テーピングテープ
・はさみ
・ピンセット
・衛生手袋
・鎮痛剤
・靴紐(止血用)
・三角巾

ファーストエイドバック

私が買ったのはドイターのファーストエイドキットバッグ Mサイズ。緊急時にすぐに探せるように目立つ色になっています。

実はこのバックに始めから基本的な救急セットが入っているものとばかり思っていたのですが、中身は空でした・・・。ですので、自分で必要なものを集めてバッグに収納していかなければいけません。

バッグは観音開きなっており、細かく収納スペースが分かれているので使いやすい。IMGP5433

絆創膏

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一応幅広い傷に貼れるように4種類用意しました。
絆創膏は傷の治りが遅くなるらしいので、普段はなるべく使わないようにしています。靴擦れなどでどうしても痛くて歩けなかったり、服に擦れて痛みが気になる時に使おうと思います。

包帯

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骨折や外傷を負ったときに利用します。100円ショップで売っている40mm×4.5mの片手で巻ける伸縮性がある包帯です。

洗浄綿

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傷口に関しては水で洗い流せば良いし、そんなに必要性を感じないのですが、軽くてそんなにかさばらないので念のため入れています。手元に水が少ない時の最終手段ですかね。他には、ピンセットを消毒するのに使えますね。

ポイズンリムーバー

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捻挫や骨折をしたときにテーピングをして歩けるようにします。全部持っていくとかさばるので、必要な分だけ切って、何かに巻きつけて持って行くと良いと思います。巻き方を覚えないとテーピングの意味がほとんどなくなってしまいますので、何種類か巻き方を覚えて持って行きましょう。

ピンセットとハサミのセット

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ピンセットはトゲを抜いたり、傷口に入った石などを取り出すために利用します。

ハサミはテーピングテープや、包帯を切ったりする時に必要です。

医療用手袋

他人の血液を触る時に感染症を防ぎます。医療用がベターですが、百円ショップで売っている介護用の手袋でも代用可です。

鎮痛剤

高山病の症状を治めるのに利用しますが、薬を使う時は十分注意が必要です。高山病の症状が自分で分からなくなってしまい症状が重くなっているのに気がつかなかったり、眠たくなって眠ってしまうと悪化してしまう可能性が高いです。薬を飲むのは本当にツライときだけにして、安易に薬を飲まない方が良いでしょう。薬を飲んだら即下山です。

ただ、薬は他人には使わないようにしましょう。その人に薬が合わず、アレルギー反応が出てしまったり、症状が悪化してしまった場合の責任が取れないからです。

三角巾

三角巾と言ったら腕を吊るすための三角の布だが、実は何にでも使える万能布。関節の固定や止血帯などにもなるが、いかんせん知識がないとうまく使えない。今度、救急法養成講習を受けて三角巾の使い方をマスターしてこようと思っています。

まとめ

いざと言う時に大変役に立つファーストエイドキットですが、それぞれの道具の使い方が分かっていないと、その時になって何も出来ないと言う事態に陥ってしまいます。ファーストエイドキットの中身を把握して、何があっても的確に道具を使えるようにしておきましょう。

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