登山ステッキ・ストック・トレッキングポールの選び方

      2016/02/25

ただの杖だと侮るなかれ。私も使う前は杖に頼るなんて軟弱だ!なんて思ってた頃がありました・・・。でも、これがあるだけで登山の安全性や快適度がだいぶ変わってきます。まだ使ったことがない人は是非この機会に買ってみてください。

登山ステッキ・ストック・トレッキングポールの違い

【ステッキ】【ストック】【トレッキングポール】に違いなんてあるの?と思った方へご説明します。

ステッキ:ドイツ語で杖
ストック:英語で杖
トレッキングポール:英語で山用杖

はい。全部【杖】でした。私は普段カッコいい響きの【トレッキングポール】を使ってます。でも、長いので以下【ストック】で統一します。

ストックを使う理由

ストックを使う理由は主に下の3つです。

1.転倒防止
2.疲労軽減
3.膝関節への衝撃軽減

転倒防止

転ばぬ先の杖です。ストックを使うことでバランスを崩しにくくなります。また、少しくらいバランスを崩してもストックを突いて立て直すことが出来ます。
山ではバランスを崩すことがよくあるので強力な助っ人です。

疲労軽減

ストックを突くことによって、足にかかる重さを分散させることが出来ます。アシスト自転車のようにスイスイ進むことが出来ます。

膝関節への衝撃軽減

特に下りで威力を発揮します。ストックがないと足の筋肉で衝撃を吸収しなければならず、疲れてくると段々と筋肉でカバー出来なくなって、直接膝や骨に衝撃が伝わってしまいます。その結果、関節に炎症を起こしてしまいます。
ストックを使うことによって、衝撃が大幅に軽減されて膝に優しいです。

ストックの種類

大きく分けて【T型】【I型】の2種類があり、使うシチュエーションや効果も異なります。

T型グリップ

1260521本で使うことが多い。グリップの
部分がT型になっていて、上から握り体重をかけられるようになっている。
比較的緩やかな登山や軽い荷物の時に使う

I型グリップ

1260202本1セットになっている。スキーのストックのように握って使います。
テンポ良く交互にストックを突き、推進力を得ながら歩けます。特に重い荷物を持つ時や長時間歩く時に威力を発揮します。

ストックの素材

主にアルミカーボンの2種類があり、素材によって金額や特性が異なります。

アルミ製

昔からスキーのストックなどでも良く使われるお馴染みの素材。
鉄よりも軽く、それなりに強度もあることから広く使われています。
価格もカーボンと比べると安価です。

カーボン製

アルミよりも更に軽い素材。しかし、強い負荷をかけると曲がらず裂ける性質があるため、一瞬で使い物にならなくなる。
金額はアルミと比べると高価です。

接続部の種類

登山用のストックは持ち運びしやすいように、短く収納することが出来ます。
主にスクリュー式、レバーロック式、折りたたみ式の3種類

スクリュー式

多くのストックがこのスクリュー式を取り入れている。結合部をネジみたいに回すことで固定することが出来る。
手袋をして回したり、力のない人は固定しきれずに、使っている途中不意に縮んでしまうことがあり危険。

レバーロック式

スクリュー式の弱点を克服したのがレバーロック式。レバーを閉めるだけで固定が出来る。
ただ、スクリュー式に比べてレバー部分が重く。ストックの重量が増えてしまいます。

折りたたみ式

分割されたシャフトにワイヤーを通して繋いだもの。収納時に一番コンパクトに出来るタイプ。
ただ、長さの調整が出来ないので購入する時に注意が必要。

まとめ

たかがストック。されどストック。意外と細かく種類が分かれていて、考えるのが大変ですね。
しかし、それぞれの登山スタイルに合わせて選べるので、自分にあったストックを探せるとも言えます。

ちなみに私が使っているストックはLEKIのSERMOライトASです。
ちょっとお高いけど、軽くて丈夫。スキーのストックを作っている老舗なので、グリップ部分が持ちやすい。 ロックも上部がレバーロック式、下部がスクリュー式となっており緩みにくいので、安心して使えています。

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