登山寒さ対策「ハクキンカイロ」

登山

この時期の山は冷えますね。「あぁ。寒い。こんな寒い日は使い捨てカイロを・・・」ってちょっと待った!使い捨てカイロの暖かさで満足してますか?

ハクキンカイロ株式会社が販売しているハクキンカイロは使い捨てカイロの13倍の暖かさがあります。山の過酷な環境にも負けずに物凄い暖かさを提供してくれますよ。

ハクキンカイロって何?

レトロ感漂うこのパッケージが良いですねー。

ハクキンカイロはベンジンを触媒燃焼させて、その熱を使ってカイロにしています。ベンジンが直接燃焼しているわけではないので、暖かさが最長24時間も持続します!

昔はどこの家庭にもあって普通に使われていたようです。しかし便利な使い捨てカイロにシェアを奪われてしまい、今ではハクキンカイロをもっている家庭のほうが少ないようです。

そんなハクキンカイロですが、繰り返し使えてエコだと言う理由で最近また注目を集めています。

レトロ感漂うこのパッケージが良いですねー。ハクキンカイロ株式会社が販売しているハクキンカイロは使い捨てカイロの13倍の暖かさです。さらに触媒反応により遠赤外線も出ているので、山の寒い環境でも、体の芯まで温めてくれます。

使い方

まずは燃料となる純正ベンジンを買います。ハクキンカイロ公式ホームページAMAZONでも売っています。

他社製のベンジンは不純物が入っていたり、火付きが悪かったりで触媒の劣化が早まるそうなので、純正を使いましょう。

付属の計量カップを写真のようにセットしてベンジンを入れます。IMGP4025

計量カップには線が2本入っていて、下の線まで入れると6時間。上の線まで入れると12時間。最大24時間、暖かさが持続します。

次に触媒をつけて、ライターの火を近づけます。(直接火をあてると触媒が傷むため近づけるだけ)

反応が始まったら蓋を閉めて、袋に入れます。

実際燃えてるわけではないので、正直反応が始まってるのかどうか分かりづらいです。そんな時は火口に蓋を近づけてみましょう。蓋がくもればOKです。

ね。簡単でしょ?

ベンジンオイルの持ち運び方

山に行く時は使いたい時に使えるようにオイルを小分けにして持って行きます。

プラスティックなどの容器は溶けてしまうので、注意が必要!

ベンジンオイルに耐えられる材質はポリ塩化ビニル、ポリプレピレン、ポリエチレンです。

私はナルゲンのポリエチレン容器を使ってます。

1mlで1時間なので60mlのボトルで60時間分の燃料です。
今のところ、穴が開いたり漏れたりということは無く快適に使えています。

 

カイロベルトで性能を高める

山でテントを設営した後、夏でも夕方~朝にかけて寒くてたまらなかったんですが、カイロベルトを買ったらかなり楽になりました。

見た目はかっこ悪いですが、効果は絶大です。風寒のツボ、首の後ろ第7頚椎の下、「大椎」を温めるので、体の芯から温まります。

ハクキンカイロ単体でも暖かいですが、これを使うと効果は何倍にも高まります。何気に必需品です。

まとめ

メリットばっかり挙げてきましたが、一応デメリットもあります。

  • ベンジンがにおう
  • 途中で止められない
  • 折り曲げられない
  • 気を付けないと熱すぎてやけどする
  • 燃料が必要

こんなところですかね。でも、私はメリット魅力が大きいので、もう使い捨てカイロには戻れません!

日々山の寒さと格闘しているハイカーの皆さん。ハクキンカイロを試してみましょう。

 

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