Daddy-Life

趣味の登山や育児の事など日々のダディーライフを綴っていきます。

【電車利用】霧降高原から行く女峰山 日帰り登山

      2017/07/12

2016年6月20日
ルート:霧降高原~赤薙山~女峰山~日光二荒山神社
コースタイム:7時間50分

2日前の夜に胃痙攣を起こして夜間救急病院に行く事態となっていましたが、筋肉注射により無事治ったので、日光の女峰山へ行ってきました。

先月登った男体山と女峰山は夫婦として崇められており、すぐ近くにある太郎山は子として崇められているそうです。更に大真名子・小真名子山も太郎山の兄妹だそうで、なかなかの大家族である。

「男体山は下から上までずっと急登だったから、女峰山は緩やかで優しい山なんだろうな。」と勝手に思っていたのですが、実際は男体山以上に厳しい山でした。そして「ああ、なるほど」となぜか納得してしまいました。

 

さて、今回のルートは霧降高原から女峰山へ行き、日光二荒山神社へ降りてくるロングコースです。
距離15km。累計標高差 登り1,150m 下り1,800m 標準コースタイムは9時間45分。なかなか登り応えのありそうなコースです。

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東武日光駅に着くと暑いくらいの日差し。梅雨とは思えないほどの良い天気です。

女峰山へのアクセスは東武日光駅からバスで「霧降高原バス停」まで約25分。

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月曜日ということもあって、バスには観光客含めて6~7人しか乗っておらず、今日は静かな山行になりそうな予感。

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バス停前には見上げるような1,445段の階段がある。ビルで言うと65階分です。この階段が登山口へと続く道。

9時23分 出発

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階段沿いにはぽつぽつとニッコウキスゲが咲いており、あと2~3週間もすれば見頃になりそう。

黙々と10分くらい登って上を見上げると・・・

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・・・なげぇ~~!
さすがに飽きてきた。

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更に無心で登ること10分。やっと小丸山展望台に到着。頑張って登った甲斐あって素晴らしい眺望です。しかし、怪しい雲がどんどん広がってきてます。

私の場合は、ここからが始まりです。この程度で達成感を味わっている場合じゃない。

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まずは赤薙山を目指します。と、今までの天気はどこへやら・・・一瞬で雲の中です。

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赤薙山への登山道は緩やかで気持ちの良い稜線。晴れてたら最高なのになぁ~。
目の前に見えるはずの赤薙山も雲の中。雨が降らないだけましだと思うことにしよう。

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樹林帯に入ると、急に歩きづらい荒れた道に早変わり。前日にかなり雨が降ったようで、ぬかるみヌルヌル。慎重に登ります。

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展望台を出発してから1時間ちょっとで赤薙山着。

バス停の標高が1,350mだから、もう660mも登ってきたのか。後400mちょい登れば頂上?はやいな。
と思ったらここからが本番でした。アップダウンを繰り返して全然標高が上がりません。

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更にルートが2~3本に別れる場所が多数あり、最終的には収束するのですが、はずれを引くと急斜面だったり、高い段差だったりでガリガリ精神力と体力が削られます。

 

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50分ほどで奥社跡に到着。眺望無しなので、そのまま先に進みます。

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一里ヶ曽根の独標までは緩やかなトレイル。ほっと一息。体力を回復。

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12時30分 一里ヶ曽根の独標に到着。ここで一瞬雲が切れて女峰山方面が見えました。

でも、これは女峰山ではありません。あの山を女峰山と間違えて目指すと、心をへし折られることになるので注意。
しかし、遠いな。既に3時間以上歩いてるのに、いまだに女峰山が見えません。ただ視界が悪いだけなんですけどね・・・。

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一度ガレ場を下って・・・

 

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すぐに岩場を登り返します。

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岩場を登りきると、やっと見えました女峰山!
女峰山の前に立ちはだかる偽ピーク。最後にここを越えなければなりません。もう見た目が急だな。

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実際急でした。でも、岩場は好きなので楽しい!

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最後の岩場を抜けると、後はピークに向かって一直線。後ちょっと!後ちょっと!

 

13時30分 4時間10分かけて、ようやく女峰山山頂へ。遠かったぜ女峰山!
これまでに出会った人は僅か3組。山頂まで遠いとはいえ、なんて人気がない山なんだ。

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思ったより1時間ほど時間がかかってしまい、時間が押してます。が、ここで余裕を持ってカップラーメンを食べる。こういう時こそ、ゆとりが大事なのだよ。ゆとりが。

ゆっくりと真っ白な景色を眺めながら食べるカップラーメンは格別・・・。

13時50分 下山開始!

頂上から二荒山神社までは標高差1,800m以上あります。

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まずは唐沢小屋方面へガレ場を下ります。今までで一番怖い。浮石だらけ。

30分もしないうちに唐沢小屋へ。

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なかなか年季の入った小屋である。時間がないので中は見なかったが、たぶん想像通り年季の入った内装なんだと思う。水場は片道10分ほど急坂を下ったところに「女峰の冷水」がある。トイレはないらしいので、泊まる時は簡易トイレ持参できましょう。

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小屋の先には少しばかりザレ場のトラバースがありますが、そこを抜ければ歩きやすい緩やかな樹林帯。いやー、太陽も出てきて気持ち良いですねー。

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30分ほど歩くと箱石金剛の標識と共に祠が祀ってあります。それ以外は特に何もなかったので、そのまま歩を進めることにする。

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晴れ間もつかの間、すぐに辺りは霧に包まれます。これはこれで幻想的で綺麗じゃないか。いいよ!マイナスイオン凄いよ!

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「苦しけりされど登りたし」

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15時 黒岩に到着です。なーんも見えません。晴れていれば、ここからさっき歩いた一里ヶ曽根の稜線が一望できるはず・・・でした・・・。

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更に15分ほど歩くと八風という変わった名前の標識が立っている。ここからの眺望は相当いいはず・・・でした・・・。

ちなみに「八風とは何ぞや?」とお思いでしょう?調べてみました。

八風(はっぷうとは、仏の教えに基づいた修行を妨げる8つの出来事の事。人間が求める4つの出来事 四順(しじゅん)と、人間が避ける4つの出来事 四違(しい)とからなる。 日本の日蓮は、出家の修行に留まらず、在家の日常生活においても、この八風に侵されない者が賢人であるとしている。

四順
利い(うるおい)‐目先の利益
誉れ(ほまれ)‐名誉をうける
称え(たたえ)‐称賛される
楽しみ(たのしみ)‐様々な楽しみ

四違
衰え(おとろえ)‐肉体的な衰え、金銭・物の損失
毀れ(やぶれ)‐不名誉をうける
譏り(そしり)‐中傷される
苦しみ(くるしみ)‐様々な苦しみ

Wikipediaより引用

へぇー。そんな深い意味があったんですねー。勉強になります。

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ここを過ぎると、嫌になるほどの笹道です。なだらかなのは良いんですけど、笹が濡れていてズボンと靴がビチョビチョになるわ、道が粘土質の泥でぬかるんでいて滑るわ、笹で腕を切って流血するわで最悪の道でした。

こんな変化に乏しい長い道が5kmほど続きます。今回一番ツライかも。

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唐突に殺生禁断境石が現れる。特に何の記述もない。
ここから上では狩りなどの殺生をしてはいけないという意味なんだろうか?

この石を境に地獄の笹道が終わりを告げる。

ここから20分ほど樹林帯を歩くと、ようやく登山口。

IMGP6427確かに長かったです。

IMGP6430

17時9分 二荒山神社に到着

 

どこから登っても8時間以上かかる女峰山ですが、電車でアクセスしてもギリギリ明るいうちに帰ってこられます。

長い階段から始まり、笹道や樹林帯、稜線、ガレ場、ザレ場、鎖場など変化に富んで面白い山でした。ただ、下山の笹道が物凄く単調だったから、実際は3時間20分で降りてきたんだけど体感的には4時間以上歩いたように感じた。

今回は前半に3組の登山者とすれ違ったきり、神社に着くまでの約5時間もの間、完全に一人の世界に浸ることが出来ました。

次来る時は、晴れた日に逆ルートを試してみたいですね。

女峰山が載っている地図

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