一日で高尾山全ルート制覇したの巻

      2017/12/03

2016年7月2日
コースタイム:5時間10分

天気予報は終日曇り。

「どうせ曇りなら家から近くて面白いコースを試してみよう!」と言う事で、行き先は高尾山に決まりです。

「え?高尾山なんて普通ですね。」と思ったでしょう?もちろん普通には登りません。
一筆書きの要領で1号路から6号路+稲荷山コースの7ルート全てを1日で周るドMコースです。

効率よく全コース行くために1時間くらいルートを考えましたよ。

そのルートがこちら。

もう何がなんだか分かりませんね。

ヤマレコのページから軌跡を見ると分かりやすいかもしれません。

累計標高差 登り1,268m 下り1,246m
合計距離 19.1km

と、高尾山の割にはかなり重たい感じのルートになっています。

では、行ってみましょう。

1号路~2号路~稲荷山コース

7:00
駅前は朝早いということもあって、あまり人がおらずひっそりとしている。のどかだなぁ~。

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川にはアオサギが模型のように立っていた。珍しい!かなり警戒心が強く、少し近づくとすぐに逃げて行ってしまった。

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当日の天気は予報通り曇り。というか霧のような雨が降っているような・・・。

今日は暑くなりそうなので、午前中のうちに帰って来たい。

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おそうじ小僧も今回のルートを知ってか知らでか、にこやかにお見送り。

7時20分 出発です!

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いつも人でいっぱいの1号路ですが、さすがにこの時間は閑散としてます。気持ちが良いですね!
この長い舗装路が足に堪える。

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少し登ると霧が出てきました。やっぱり高尾山にして正解だったかも。遠くまで行ってこの天気だとツライ。

今日の装備は水1Lとアクエリアス500ml。おにぎり3つ。一眼レフカメラの超軽量装備。体が軽い軽い!どんどん登れるよ!

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30分もしないうちにケーブルカー乗り場に到着。
ケーブルカーはまだ動いていないので、人っ子一人いません。どんどん霧が濃くなる。

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と、ここで十一丁目茶屋に到着。ここが2号路への分岐ポイントです。

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2号路環状になっていて、一周する事ができます。私は反時計回りに周る事にしました。

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入り口が地味!これは誰も行かないわ。IMGP6798
蛇滝へ行くコースもありますが、こちらに進むと大変な事になるので間違っても行かないように注意。(中央道八王子JCT方面)

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高尾山っぽくないワイルドな道を5~6分歩くと浄心門に出ます。

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実はこの浄心門が今日の最重要ポイントです。ここを中心に1号路、2号路、3号路、4号路へ分岐しています。
高尾山のスクランブル交差点と呼んでも過言ではないですね。ここを抑えれば高尾山一筆書きを制したも同然です。

これを知ってしまったあなたは、次から浄心門を普通に通る事はできないでしょう。

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先ほど出てきた場所から門を挟んで逆側に、普段なら見過ごしてしまうような隠された道があります。ここが2・3号路の入り口です。

少し進むと、3号路との分岐があります。

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「この先すべりやすくガレた山道」

マジかよ!高尾山にガレ場があるなんて!高尾山侮れないな。これは気を引き締めていかないと。

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・・・あれ?
石や岩もないし、荒れてもいない・・・。むしろ歩きやすい道なような・・・。ガレた道とは一体・・・。

ま、まぁ、高尾山にしては荒れてるんでしょうね。高尾山の中ではね。

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さて、1号路に戻ってまいりました。2号路制覇です。

サル園・野草園やたこ杉の前を通り、男坂・女坂分岐です。

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もちろん漢なら男坂でしょう。

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さすが男坂。勾配が急過ぎて先が霞んで見えません。ちなみに、段数は煩悩の数だそうです。

階段を登り切ったところに怪しい門があります。IMGP6824

これは心くすぐられる!本当は行く予定なかったけど、引き寄せられるように「くるしい門」をくぐってしまった!

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もちろん、その先には「くるしい階段」が待っている。うん、知ってた。

「くるしい階段」を登った先には神秘的な仏塔がたたずんでいた!仏舎利塔というらしい。

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気になったんだけど、ここにも黒い玉があって「舌」と書かれている。
たこ杉のところにあった玉には「身」と書かれていた。そういえば至る所に黒い玉が置いてあったなぁ。全部で何個あるんだろう・・・。

調べてみた。

全部で「眼」「鼻」「耳」「舌」「意」「身」の6個だそうです。

「六根清浄石ぐるま」といって人間の大切な感覚器官6つを玉の下についている石ぐるまを回して清浄するらしい。ちなみに「意」は心のことで、「身」は体のこと。
今度「意」を見つけたら狂ったように回して、汚れた心を清浄しようっと。

男坂を抜けると、やっと薬王院。

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いつもの荒ぶる天狗兄弟に挨拶をし、薬王院の階段を上がります。

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しかし、人が少ないなぁ。やっぱり、ケーブルカーが運転する前に来るべきだな。心が落ち着きます。

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はい、第二の重要ポイント「トイレ」です。
五叉路になっていて、今日は何度も通る事になります。

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トイレから山頂が見えますが、今回は5号路を制覇しなければならないので、山頂へは行かず右の道へ進み、そのまま稲荷山コースを下ります。

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稲荷山コースはちゃんとした登山道を歩けるということで人気だそうですが、私は単調なので好きではありません。
人気なコースだけあって、すれ違う人の数が半端じゃないです。挨拶地獄です。

9時34分 稲荷山コース登山口に到着です。

6号路~5号路~3号路

all_course_2016休まずに6号路を登り返します。

2回目と思わず、大きな登り返しと思えば、気持ち的には幾分楽・・・か?

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6号路は沢沿いを歩く清涼コース。私が一番好きなコースです。

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この時間になると、人がかなり増えてきて渋滞気味。

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沢沿いのためか、蛇紋岩が濡れて滑りやすさに磨きがかかっている。注意!

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琵琶滝のほうにも行ってみたけれど、立ち入り禁止になっていて近づけなかった。奥のほうでチョロチョロ流れているのが琵琶滝っぽい。スーパー銭湯でこういうの見たことあるな。肩に当ててコリをほぐす奴。

毎月指定日にだけ入瀧料1000円を払えば滝に打たれる事が出来るらしい。指導員をつけるとプラス2,000円。夏場は修行と言うよりご褒美になりそうだ。

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途中分岐がありますが、6号路は直進です。沢の水が流れている上を歩いていきます。雨の日とか増水してヤバそう。

6号路はこの辺りまでは比較的なだらかで、ハイキングコースといった感じで気持ちよく歩けます。

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そして頂上直前で急な階段となり、標高を一気に稼ぐ。

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階段の先には分岐があり、左に行くと3号路または薬王院方面。今回は左の山頂方面へ進みます。

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10時30分 ずいぶん遠回りをして、やっと頂上到着!頂上はいつも通り大変賑やかでございます。

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頂上には「東京水」という御神水が湧き出ていたので、ありがたく頂くことにする。

「犯罪的だ・・・うますぎる・・・」
「染み込んできやがる・・・体に・・・」
「あ、ありがてぇっ・・・」

とカイジごっこをしつつ、先に進む事にする。

この時点で、2号路、6号路、稲荷山コースを制覇しています。あとは5号路から、3号路を下って4号路を登り、1号路のまだ行っていない道を潰しながら下山です。

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頂上の展望台からは相変わらず何も見えない。この展望台に向かって左側に、稲荷山コースへ続く階段があるので、そこから降りて3号路方面へ向かいます。

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左の階段が山頂から下ってくる階段、折り返すように右の道に入ります。この道を抜ければ5号路も制覇!

この先は標識に従って3号路に入ります。IMGP6892

11時でかなり混む時間帯なのにも関わらず、ほとんど人とすれ違いません。穴場的ルートです。
ケーブルカーを使って来ると、1号路で登ってくる人がほとんどだと思いますが、登山道を歩きたい人はこの道を使えば人混みも避けられ快適に登れそうです。

3号路の終点は、高尾山のスクランブル交差点「浄清門」です。

4号路~下山

 

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1号路をまたいで反対側に4号路の入り口がありますので、右の道に入ろうとした時に気付いちゃいました。

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4号路入り口の右側にある誰にも見向きもされていない階段。何の標識も無いので誰も登っていません。

さて、問題です。この先には一体何があるのでしょうか?

1.石碑
2.謎の店
3.展望台
4.何も無い

確かめるしかない。IMGP6897

3分ほど登ると大きな広場になっていて、大きな慰霊碑が建っていました。なんだか厳かな雰囲気が漂っています。

そこには「林野庁殉職者慰霊碑」と書いてある。IMGP6899

道を一本外れるだけでこの静けさ。人混みを避けて、このコースを使うのも悪くないですね。

慰霊碑の奥から男坂女坂分岐付近に出られますが、今回は4号路に行きたいので引き返します。

4号路は3号路と似たような雰囲気で、やっぱり人が少なめ。4号路の大きな特徴は「吊り橋」です。

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かなり頑丈な吊り橋でほとんど揺れません。高所恐怖症でも安心して歩けるくらい安定しています。残念ながら吊り橋効果は期待できませんね。

吊り橋以外は特筆すべき点はないので割愛。

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例のトイレの脇から出てくるので、そのまま1号路を挟んで反対側の3・6号路方面へ下ります。

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3号路の方へ向かい、上の写真のようなT字路があるので、ここを左に進みます。

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この道は薬王院の階段を登らないで頂上まで行ける為、ベビーカーを押して登ってくる人ご用達の道です。実際、ベビーカーを押してる家族3組とすれ違いました。

ベビーカーで来る人結構いるんですね。私も登りましたけど。

1歳の息子と2人で高尾山!

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裏道のような通路を通っていくと、薬王院の最初の階段の下に出ます。

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いつもの活気ある高尾山風景。朝の静けさが嘘のようだ。
しかし、この中に1日で全ルートを歩いている変わり者は一人もいないだろう。

団子や饅頭等の数々の誘惑を振り切りストイックに歩みを進める。(ただ早く帰りたいだけ)

男坂・女坂分岐では、さきほど男坂を利用したので女坂方面へ。

そして、最後の分岐。

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十一丁目茶屋のサル園側の2号路分岐へ入り、高尾山駅方面へ進みます。

10分ちょっとで病院が見えてくるので、後は6号路登山口、稲荷山コース登山口を通り過ぎ・・・

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13時30分 高尾山ケーブルカー乗り場は到着!

ただの高尾山往復とは違い、達成感が凄まじいです。コースタイム5時間10分ですからね。
唯一靴擦れだけが残念でした。最後の方慣れてきましたけど。靴擦れしても何とかなるみたい。

7ルート全て特徴があって、今まで見た事がないものも見られて大満足の高尾山でした。
高尾山にこんなに見所があるなんて、思いもしなかった。

ありがとう!高尾山!
また来るよ!高尾山!

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