【百名山】汗が滴る真夏の天城山&隠れ家的温泉

登山

本来なら7月27~29日で唐松岳&白馬三山という夢のテント泊縦走をする予定でした。
しかし、天気予報は3日間とも雨・・・。テンションガタ落ち!

ギリギリまで代わりの山を探したけど、晴れているのは関西より西側のみ。
唯一晴れていたのが30日の伊豆方面。

この時期に低い山は暑いのであまり行きたくないけど、選択肢がないので仕方なく天城山に日帰りで行ってきました。

天城山へは昔1回行っていますが、その時の記憶が「とにかく遠かった」「コケが多かったな」程度のあまり印象に残っていない山だ。

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昔書いた日記なので、内容が薄い・・・。とにかく遠いということだけは伝わった。

今回のルート

登山日:7月30日
コースタイム
駐車場 9:10 → 四辻 9:26 → 万三郎岳 11:09 → 馬の背 12:05 → 万二郎岳 12:27 → 四辻 13:08 → 駐車場 13:29
合計:4時間19分
合計距離:8.1km
累計標高差:650m

今回は2ヶ月前に奈良倉山へ一緒に行ったK氏とタイマン登山。
K氏の車の運転で天城高原へ向かいます。

東京を6時出発なのに高速が凄く空いていた。順調!すこぶる順調!
たったの3時間で登山口に到着。

天城ゴルフ場の駐車場は結構広く、トイレも完備。
さらに登山靴の泥を落とすスペースまである。至れり尽くせりである。

9時10分 準備を終えて出発。

残念ながら天気は曇り。雨が降っていないだけましか。
お昼過ぎから晴れる予報なので期待して出発。

登山口は駐車場の目の前!整備しつくされている!さすが百名山である

今回はシャクナゲコースから万三郎、万二郎と周遊するルート。

登山口からしばらくは、ほぼ平坦な散歩道を歩きます。
10分ほどでシャクナゲコースと万次郎への分岐「四辻」に到着。

今はシャクナゲの時期じゃないので閑散としているが、5月になるとシャクナゲの群生が見られる人気コースとなります。

シャクナゲコースに入っても、しばらくは緩い登り坂でハイキング気分。


うんうん、余裕だな天城山。緑が多くて癒やされるなぁ~。

なんて調子に乗ってたら、突如として急登タイムが始まります。
わずか1.5kmの間に標高300mを一気に登ります。

前半のハイキングコースで気を抜いていたのでツライ!

先週の山伏と同じような蒸し暑さで、すぐに汗でビチャビチャになる。

K氏の友人も先週ここに来ていたようで、その友人から「シャクナゲ群生地で人間と同じ大きさのウ○コを見た!」という情報を得ていた。
しかしブヨの大群に追いかけられ、気が散ってシャクナゲ群生地を通り過ぎてしまった。
そんなでかいウ○コはすぐにはなくならないと思うので、天城山へ行く人は是非確認してきて欲しい。

11時 万三郎に到着!

万三郎岳に着いてもブヨが凄く、休んでいるとすぐに20~30匹のブヨに囲まれる。
自家製ハッカスプレーを体中に噴射すると、逃げはしないが止まりもしなくなった。
少しだけ効果があるみたいだ。

全くもって眺望がなく、ブヨもうざったいので、すぐに万二郎へ向かいます。

万二郎の方が低いし、後は下るだけっしょ!と思ったら大間違い。
万三郎から万二郎へ行く間には大きなアップダウンがあり、思ったよりずっとハードだ。

ただし、この間に見どころもある。

まずはアセビのトンネルっていうのがあります。

アセビっていうのは宮城県以南に広く分布する常緑低木で、3~5月の間に小さな白い花をつけます。
なかなかワイルドなトンネルでしょ?

後は、このコースでは貴重な眺望が望める場所がある。


曇っていてあんまり見えなかったけど。

うーん、見どころはこのくらいかな。

景色がないので辺りをキョロキョロしながら歩いていたら、やたらと赤いコガネムシに出会う。

オオセンチコガネと言うそうだ。
メタリックカラーでキューキューと鳴いて可愛い。
ちなみに主食はウ○コだそうです(ウ○コの話ばっかりですんません・・・)

そして今日唯一見つけた花がこちら。

コナスビ。どこにでも咲いている普通の花です。

という訳で13時29分。駐車場に戻ってまいりました。

今日の登山は消化不良だったので、温泉に力を注ぐ方向にする。

その前に腹が減った。伊豆名物で量のある食べ物と言えば「漁師飯」
今回は有名店「伊豆高原ビールと漁師めし」へ。

私が頼んだのは三種丼。

写真だと小さく見えるけど、実際はかなりのボリューム。無駄に多く普通の人だったら残すレベル。

味は普通に美味しい。

死ぬほど腹一杯になったことだし、次は温泉に行きますか。

車で温泉に向かっている途中、信号待ちで不穏な空気を感じた。
ふと運転をしているK氏を見ると・・・

ね、寝てる~~っ!!

怖い怖い。代わるよ。むしろ即刻代わってください。

しかし停まれる場所もないし、とりあえず近くの温泉まで運転するとのこと。

選んだ温泉は「妙楽湯」
古民家風で素敵なたたずまいの隠れ家的な温泉である。

温泉はほとんど貸切で、お湯の温度もちょうどいい。

休憩スペースは静かな時間が流れており、すごくリラックスができる。気に入った!


K氏は当然

私は前日21時に就寝したので、おめめパッチリでゴロゴロしてました。

妙楽湯公式サイト
http://www2.plala.or.jp/myourakuyu/

 

温泉からは怖いので私が運転。K氏には引き続き寝てもらうことにしました。

私が交代したとたん大渋滞にハマり、19時過ぎに東京に到着!
あ~、天城山やっぱり遠いわ~!

まとめ

今回はあいにくの天気で、楽しみにしていた白馬三山が流れてしまいました。
白馬三山は3年前からずっと行きたいと思っているのだが、毎回雨に降られて行けない山。
今年こそはと思ったけどやっぱり駄目。いつ行けるんだろう・・・。

天城山は車で行ってもやっぱり遠い。
そんなにコースタイムはないのに1日がかりの旅になります。

山自体はずっと樹林帯で、ほとんど眺望がありません。7月は蒸し暑いし、ブヨは凄いしで精神修行には最適な山です。

この山のピークシーズンは5月のシャクナゲの時期で、シャクナゲと共にアセビのトンネルで花もみられる。
かなり時期が限られる山なので注意が必要ですね。

天城山が載っている地図

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