酷暑の平標山!暑すぎバテバテ登山

登山

以前からずっと行きたかったけど、天気との相性が悪くなかなか行けてなかった平標山&仙ノ倉山だったが、やっと行ける機会がやってきた。

仙ノ倉山は谷川岳連峰最高峰で稜線が美しいお山。

天気予報はALL快晴!

今回は去年天城山に登って以来ご無沙汰だったキヨ氏と2人で行ってきました。

朝3時に起きて準備をし、始発でキヨ氏最寄り駅まで移動。

そして5時45分に東京を出発!

今回のルート

登山日:7月15
コースタイム
平標登山口駐車場 09:15 → 鉄塔 10:09 → 松手山 10:39 → 平標山 12:00 – 12:18 → 平標山の家 12:48 – 13:00 →  11:42 → 平標登山口駐車場 14:30

合計時間:5時間15
合計距離:10.6km
累計標高差:1029m

行きは眺望の良い松手山コースを使い、平標山の家で水をもらって平元新道を下ります。

下りきれば涼し気な沢沿いの道をゆっくり歩けます。

平標山登山開始

到着が遅かったので駐車場は既に車がいっぱい!さすが人気の山やでー。

有料駐車場は1日600円。係員に誘導されて一番端っこの方に駐車。

久しぶりの登山なので入念に準備運動をして、登山届を提出して9時15分に出発。
この時点で気温はかなり上がっており、30度は越えていたと思う。
一応水を2L持ってきたし、平標山の家に水場があるので大丈夫だと思うが熱中症に気をつけてゆっくりと登ろう。

登山口に入ると、いきなり急登が始まります。
それもそのはず、実は駐車場から頂上までの標高差が1000m以上あるので、意外と登りごたえがある山なのである。

平標山=稜線歩きのイメージだったので、ハイキングみたいなイメージを持っていたけどガッツリ登山でした。


樹林帯で日影なのが唯一の救いだが、登り始めてすぐに全身ビチャビチャになる。
これは危険だ。水をグイグイ補給しながら登っていく。

大量の汗でミネラルも一緒に流れ出てしまうので、水とは別にスポーツドリンクを持ってくればよかったと後悔。

上の方に行けば涼しくなるでしょ!とたかをくくっていたが登っても登っても気温が下がらず、体力がどんどん奪われる。これは想定外。

樹林帯を抜けると、一旦休憩。上の方に鉄塔が見える。まずはあそこまで頑張って登ろう。

日向に出ると直射日光がジリジリ肌を刺す。これは焼ける!

そして妙に体がだるい。おかしいな?と思ってよくよく考えると前日の夜に体力の限界までボルダリングしてたんだった・・・。
もう熱中症の症状なのか、ただの筋肉痛なのかよくわからん。

鉄塔が見えてから歩くこと30分ほどで鉄塔に到着。
鉄塔の下では多くの人が休んでいました。

こまめな休憩が大切です。
私達は直射日光ガンガンの鉄塔の下はスルーして樹林帯で休憩します・・・。


鉄塔から10分ほど歩くと森林限界を突破。

松手山手前から平標山の山頂がみえました。なんて涼しげで気持ちよさそうな稜線!早くあそこまでたどり着きたい!

10:39 松手山山頂に到着!

高温と全身筋肉痛のダブルパンチで今日は疲れるなぁ。
今度から前日のボルダリングは軽くにしよう。

ここから先はずっと稜線歩き!と思ったら意外と登るのね。

この辺りに来るとあちらこちらに高山植物が見え始めた。実はこの山「花の百名山」なのである。

う、美しい・・・。でも相変わらず花の名前が覚えられない。

花を眺めながらサクサクと登って、だいぶ高度が上がってまいりました。

ここまで登ってもまだ暑い。直射日光ギラギラの灼熱地獄。
うぉおーい!稜線ってもっとこう冷たい風がサラサラ~って吹いて気持ちいいもんでしょー!

砂漠の中を歩いているような気分やでー。

さて、もうひと踏ん張りで平標山山頂だ。

12時ピッタリに平標山頂に到着。

暑かったので意識的に休憩を入れてゆっくり歩いたつもりが実際は2時間45分とコースタイムより早めについてしまった。

山頂は結構広くて沢山の人がランチタイムをとっている。

何故か山頂にはトンボが大量発生していて、指を立ててるとすぐに止まってくる。虫嫌いだったら大変!

ここから更に1時間ほど進むと谷川連峰最高峰の仙ノ倉山があります。

が、しかし暑さでバテバテで体力的にも時間的にもちょっと厳しいと判断し仙ノ倉山は見送ることにしました。
この暑さの中、日陰がない稜線を往復2時間はかなり辛い。無理は禁物です。

次回はもっと涼しい時期にリベンジを誓う。またくるぞー!

さて、平標山の家へ寄って帰りますか。

平標山の家は山頂からでも確認することができます。

あそこまで行けばコーラがあるっ!と、キヨ氏は今にも駆け出しそうです。

ちょっと待った!右足ふくらはぎが攣った!
明らかに汗をかきすぎて体の中のミネラル不足に陥っている。
やっぱり夏は水だけだと危ないなぁ。

ちなみに登山中はスポーツドリンクを1/2に希釈して使うと体への吸収速度が増してより効果的だそうです。

平標山の家までは山頂から30分ほど。
ここには水場があり、その水が冷たくて美味しい!完全にコーラよりも美味しい!

キヨ氏は水よりコーラが美味しいみたいですけど。

ここでも少し長めに休憩を取り、後は駐車場に帰るだけ。もうちょっとだ。

帰りは日陰だけど、標高が下がるし時間的にも暑さのピーク!

心頭滅却すれば火もまた涼し。無心で下ります。

下りきったところにまたまた水場があります。

ここの水もキンキンに冷えています。顔を洗って少し復活!

後は沢沿いの平坦な道を歩くのみ。さすが沢沿い。気温が一気に下がって快適に歩けます。

14時30分 平標登山口駐車場到着!

はい!大変お疲れ様でした!
今日は頑張った!

帰りは湯沢駅前の湯沢ニューオータニで誰もいない独り占めの温泉に入って、美味しいお蕎麦を食べて気持ちよく帰ってきました!

まとめ

平標山は前々から行きたいと思っていて、なかなか行けなかった山。
自分の中では稜線をスキップしながら気持ちよく歩いて、気持ちよ~く帰ってくる妄想をしていたのだが実際は全く違った・・・。

まず初めからの急登と暑さと筋肉痛でのバテ。なかなかの強敵だった。
まぁ、全て私が平標山を甘く見ていたのが悪いんです。

今度は涼しい時期に仙ノ倉山と合わせて気持ちよ~く登りたいと願います。
真夏にはもう来ません(笑)

平標山が載っている地図

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