【日帰り】北アルプスの名峰を望む。唐松岳絶景登山

登山

先週に引き続き今回は久しぶりの北アルプス登山。
日本三百名山の一つである「唐松岳」へ登ってきました。

唐松岳といえば去年、1泊2日で唐松岳~白馬三山の縦走を予定していたけど雨天中止となってしまって悔しい思いをしたので、今回はそのリベンジと言う事で日帰りで行ってまいりました。

今回のルート

登山日:7月22
コースタイム
八方池山荘 07:18 → 八方池 8:10 → 唐松岳山頂小屋 10:20 → 唐松岳 10:37 – 11:11 → 唐松岳山頂小屋 11:26 →  八方池 13:00 → 八方池山荘 13:34

合計時間:6時間16
合計距離:10.6km
累計標高差:1029m

登山口は長野にある白馬八方尾根スキー場。久しぶりに遠出である。

天気予報は先週に引き続き晴れ!今年は週末の雨が少なくて良いね!

相変わらず気温も高そうだけど、今回は八方アルペンラインを使って標高1,830mからスタートなので快適そうだ。

この日のゴンドラの始発は6時30分。

八方アルペンラインの営業開始時間はこちらから確認できます。

6時に到着した時には結構な人数の人たちが並んでいました。

八方アルペンラインの往復チケットは2,900円。
それぞれのリフトをバラバラで買うこともできます。

まずは八方ゴンドラリフト「アダム」
約8分間で標高625mを駆け上がる。中は蒸し暑い。

次にアルペンクワッドリフト
クガイソウやヤナギランが群生していてとっても綺麗。
リフトの位置が低くて足にガンガン当たる。

最後にグラートクワッドリフト
上に行けば行くほど雲が多くなってくる。
でも、青い空が見えるしすぐに晴れそう。

3つからなる八方アルペンラインの総延長は3,445m。
標高差1,060mを一気に登り、わずか40分ほどで標高1,830mの第1ケルン・八方池山荘へアプローチできます。

前回暑さでバテた失敗を踏まえて、アクエリアス1Lと塩タブレット1袋持参。そして日焼け止めクリームを顔や首、腕に塗りたくる。これで暑さ対策は万全!
でも、さすがに標高1830mまで来ると涼しい。

まずは木道の階段を軽快に登っていく。


高山植物がたくさん咲いていて歩いていて気分が明るくなる。

唐松岳の登山道には一定の感覚でケルンが置かれている。休憩の目安になって登りやすい。

これは息ケルン。やすむケルンと読むらしい。
この辺りで雲が晴れてきて回りの山々が姿を現し始めた。テンションが徐々に上がってきたー。

八方池の直前でパッと雲が晴れて紺青の空が見え始めた。
もしかして鏡面八方池がみられる!?

八方池に着く頃には不帰嶮(かえらずのけん)あたりの雲も晴れた。
何とタイミングが良い!

なんとか逆さ不帰嶮を見られた!うん。良い景色!
ちょっと雲があるけど概ね満足!

さてここからが本番。
岩がゴロゴロの登山道になっていきます。
といっても危ない箇所はございません。

気持ちよく歩いていると、先の方に白いものがチラチラと見えてきた。
近づいてみると大雪渓があるではないですか!これが扇雪渓。思ったよりデカイ!

雪渓の方から吹いてくる冷風が火照った体を冷やしてくれる。嗚呼天然クーラー最高!

さて、少し休んで先に進むことにする。

この辺りから足場が悪くなってくる。
気を付けて一歩一歩登っていく。

9時29分 丸山到着

丸山からは間近に不帰嶮を見る事が出来る。

はい!ズトーン!

キレッキレ!物凄い迫力だ。今度来た時はここを歩いて白馬岳まで行きたい!

そして逆側には五竜岳がそびえ立つ。ヒューージ!

丸山から先は少し道が狭い場所が出てくるので注意。
景色に気をとられて滑落しないようにね。

一部崩落していて通行止めのルートあり。
迂回ルートを歩きます。

このルートが使えないため、迂回ルートでは少し渋滞が起きている。

ここに来てやっと唐松岳山頂が見えました。


あとちょっと!あとちょっと!

11時26分 唐松岳頂上山荘


凄い場所に建設されているな。まさに天空の宿!

ちなみに上の方から見るとこんな感じ。

スゲェ~~~!

ここに泊まれば感動の景色を見ることが出来るんだろうなぁ。いつか泊まってみたいと思いつつ今回は素通りします。

最後の登りを踏ん張って・・・。

10時37分 唐松岳山頂到着

頂上にはそれまでとは違う爽やかな涼しい風が吹いていた。天然クーラーすぎる。
更に山頂からは北アルプスや立山連峰の迫力ある山々が一望できる。


絶景を見ながら昼食を取っていると癒され過ぎてあっと言う前に時間が過ぎていく。
なんて贅沢な時間なんだ。ただただ幸せ!

気付いたら30分以上頂上に居座ってしまった。
日帰りなのであまりゆっくりもしていられない。後ろ髪を引かれながら来た道を戻る事にする。

昼前の一番込む時間帯、ルート封鎖されている場所が大渋滞を巻き起こしていた。

時間もあるし急ぐ旅でもないので、景色を見ながらゆっくりと下る。
あー、気持ちいい!良い山だー。

正午を過ぎる頃になるとみるみる雲が湧き上がってきて辺りを包む。


照りつける日差しを時々雲が覆ってくれて快適な下山となりました。

今回は天気のタイミングがバッチリだった気がする。
やはり登山は早立ちするに限るね。

帰りはロープウェーのすぐ近くにある「おびなたの湯」(600円)に入り、リラックスをしてからゆっくり帰宅。

まとめ

唐松岳は高山植物や八方池、雪渓など見所もたくさんあり、凄く楽しめる山だ。八方池までであれば家族連れでも気軽に来られるのが良い。今度子供を連れて来てみようと思う。

山頂からの眺望もさすが北アルプス!
去年、雨で行けなかった白馬三山。雄々しい五竜岳、立山連峰剱岳の強い存在感!
頂上は広めでいつまでも居たくなる癒しの山頂でございました。
今度はテントを持って、五竜岳、白馬三山を縦走しようと強く誓った。

唐松岳が載っている地図

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