「みんな違ってみんないい」登山あるあるキャラ図鑑

登山

山に登ると、ほんとにいろんな人に出会います。

そんな「登山道あるある」な人たちを、
自分なりにちょっとゆるめのキャラ図鑑にしてみました。

仲間と「あーいるいる!」って笑って読んでもらえたら嬉しいです。
もしかしたら、自分もどこかにいるかも…?

 山装備コンシェルジュ


口癖:「それって、どこのブランド?」

ザックは超軽量、ウェアは完全機能性重視、そして道中で何か質問するとすごい勢いでスペック語りが始まる。
最新のギアを試すために山に来てるんじゃないか説すらある。

 インスタ映えハンター


口癖:「ヤバい!この景色、バズる~!!」

山に登る目的が「絶景を撮ること」っていう映え特化型。
カラフルなウェアにポーズも完璧。
登頂よりも、登頂で撮る“写真”が大事。

 ついてくるだけマン


口癖:「やっぱ経験ある人が前だと安心だよね〜」

登山当日になっても地図はノールック、「〇〇さんの後ろついてくから〜」が常套句。
歩いてる間はずっとおしゃべり担当、景色の写真は撮るけど標識はスルー。
たまに「まだ登るの?」と真顔で聞いてきて、みんな内心ツッコんでいる。

 ストイックハイカー


口癖:「足音と風の音だけで、十分満たされます」

誰よりも早く歩き、誰よりも静かに山を楽しむ「無言の求道者」。
ピークハントも縦走も、記録より自分との対話を優先するタイプ。
人に話しかけられると優しいけど、基本的には一人で黙々と山を進んでいる。

 山メシ職人


口癖:「山で食うから美味いんだよ!」

標高関係なく、どこでも本気の料理をふるまう“山の台所番長”。
調理器具を背負って登る姿は、もはや移動するキッチン。
周囲がカップ麺にお湯を注ぐ頃、彼のフライパンからはジュウゥ…と美味しそうな音が鳴り響く。

 ファミリー登山部隊


口癖:「もうすぐだよ〜がんばれ〜!(←あと1時間)」

子どもを連れてワイワイ楽しく登る一家。途中で「あとどれくらい〜?」とぐずる子どもに全力で笑顔対応する親たち。
ゴールのお菓子タイムが命。

 サンダルハイカー


口癖:「靴?そんな重装備、オレには無理無理」

標高2,000mを超える山にもサンダルで現れる、ちょっと信じられないけど妙に慣れてるハイカー。
登山歴は10年以上、靴擦れとの長年の戦いの末にサンダルという答えにたどり着いた。
重たいザックを背負っていても、「足が自由なら大丈夫」と笑いながら岩場を軽やかに歩いていく。

 犬連れトレッカー


口癖:「あ、うちの子、人懐っこいんで大丈夫ですよ〜」

相棒の飼い犬と一緒に山を歩く、ナチュラル志向のやさしいハイカー。
犬の体調や気分を最優先にルートを決める、ちょっと親バカな一面もある。
すれ違う人にも礼儀正しく、「うちの子可愛いでしょ?」のオーラが隠しきれない。

 ビールマン


口癖:「この一杯のために登ってんのよ!」

山頂にたどり着いたら、とにかくまずは一杯!を信条とする、登山×ビールの伝道師。
保冷バッグと缶ビールは必携で、重さを言い訳にしない男気タイプ。
いつも明るくフレンドリー、気づけば周りに人が集まってくる。

 カメラ沼ハイカー


口癖:「JPEGで撮ってるの!?」

日の出前から稜線にスタンバイ、霧と光を求めて山をさまようフォトハイカー。
ザックの重量は三脚とレンズで1.5倍、行動時間より構図に悩む時間の方が長い。
山の美しさを“最高の一枚”で切り取ることに命をかけている。

 コースタイムブレイカー


口癖:「下山タイム更新できなかったのが今日の唯一の敗因だわ」

登山=己との戦い。山頂まで何分で行けるかがすべての「記録至上主義者」。
写真ゼロ、景色はチラ見、タイムだけが心のご褒美。
SNSの山行記録には「標準CT:5:30 → 実績:3:45」とだけ書かれている。

山のボタニカルさん


口癖:「あーそれ食べたらダメなやつ」

山で花や苔を見つけると足が止まり、ルーペ片手にじっくり観察を始める植物観察ガチ勢。
名前・分布・開花時期、さらには「これ食べられますか?」にも即答できる山のボタニカル辞典。
登頂より植生、花の写真は増えても、歩いた距離はなかなか伸びない。

山ペディア


口癖:「名前出されると反射で答えちゃうんだよね、クセで」

山の名前を出せば標高・山域・CT・難易度・見どころを即答してくる、生き字引ハイカー。
登山歴より知識量が圧倒的で、「あの山知らないの!?」が口癖。
地形図を見るのが趣味で、山を“登る”というより“調べる”ことに燃えている。

結局、みんな山が好きなんだ。

装備もスタイルもバラバラ。
目指すものも、ペースも、目的もまったく違う。

だけど、山で会えば自然と「こんにちは」が交わされて、
それぞれのスタイルで山を楽しんでる。

登山って、自由でいい。
そしてその自由さこそが、山をもっと面白くしてくれる。

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