出発当日に予定変更!火打山・妙高山縦走の旅 2日目

登山

2016年7月23~24
ルート:笹ヶ峰~火打山~高谷池ヒュッテ泊~妙高山~妙高高原スカイケーブル山頂駅
コースタイム:1日目 5時間30分 / 2日目 5時間


久しぶりのテント泊は寝袋から口だけ出して寝るような事もなく、すこぶる快適でした。やっぱり7月は暖かいですね。

朝4時過ぎに起床し、かに雑炊と味噌汁で体を温める。昨日沸かしておいたお湯を山専ボトルに入れておいたので、朝食の準備が格段に楽になりました。買ってよかったわ~!

さて、今日の天気はどうだろう?

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まぁ、いいんじゃないでしょうか。いつも朝は良い天気なんだよな。朝は。

午後まで晴れてくれる事を祈って妙高山を目指しますか!

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今日も結局火打山は望めず・・・これはまた来いと言われているんでしょうね。うん、いつかまた来ますよ。

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まずは、歩きにくい道を少しだけ登り、茶臼山を越えます。茶臼山のピークは眺望0で狭いので、スルー。
20分も歩かないうちに道が開けてきて、今日の目的地「妙高山」が見えてきます。

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奥のほうに見える台形の山ですね。頂上直下の急登がかなり凄いらしいですよ。今のうちにイメトレしておこう。
しかし雲が多くなってきたなぁ。これは午後までもたない予感。

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南の方向はこんなに晴れているんですけどね~。

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歩き始めてから約50分ほどで黒沢池ヒュッテに到着。ここでまたお腹が減ってきたので、再朝食。

お腹が痛くなったのでトイレに行ったらビックリ!なんと清潔感漂う洋式水洗トイレでした!素晴らしい!
こちらも小屋に水場がありますが、高谷池ヒュッテ同様煮沸が必須です。

黒沢池ヒュッテで30分以上ゆっくりしてから出発です。まずは妙高山手前の大倉乗越を越えていきます。

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なかなか歩きづらい道です。雨が降ったら悲惨な事になりそうです。

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20分もしないうちに大倉乗越に到着。妙高市のPRキャラクター「ミョーコーさん」も応援してくれています。

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さて、大倉乗越を過ぎると妙高山がどーんと目の前に現れます。IMGP7747

雲のせいなのかラスボス的な風格を醸し出しています。

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少し歩くと妙高山と長助池の分岐があります。

ここから山頂までは厳しい登りが待っているとの噂です。ベンチがあるので、ここでオニギリを食べてパワーを貯める。ちなみに長助池方面へ行くと妙高山を巻いて燕温泉へ下りていけます。

パワーを注入したところで「よし!行きますか!」と気合を入れて歩き出す。

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写真じゃ伝わりにくいけど、結構な斜度です。噂通りの急登でテント泊で来ている人はザックをデポしている人が多数いました。確かにここをテント装備で登るのはキツイ!けど、いけない事はない。

標準コースタイムは1時間30分ですが、その間一度も休む場所はありません。斜度も変わらず、よじ登るように上がっていきます。

登り始めて40分くらい経ったころでしょうか、なぜか体が軽くなりペースが上がってきました。辛さを乗越えてアドレナリンどばどば状態です。き、気持ち良い・・・。これがクライマーズハイなんですか?

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頂上は「SEA TO SUMMIT」という大会のゴールになっていました。
この大会は野尻湖をカヤックで3km、野尻湖から妙高の登山口まで自転車で標高差約700m、23kmを登り、そこから妙高まで標高差1,100m走って登ると言う、スーパーハードな大会です。
時間制限があり、30%しか生き残らないらしいですw 過酷過ぎ!

私が休んでいる間も続々と選手達がゴールしてきます。どんだけトレーニングすれば完走できるんでしょうか?計り知れない体力です。

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残念ながら頂上からの眺望は雲に隠れて見えず、2日間共に曇り空で良い写真が撮れませんでしたなぁ。

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妙高山北峰の先には南峰があり、将軍地蔵様が祀られておりました。こちらが標高2,454mで本当の頂上です。

さぁ今回の旅も終盤です。帰りのバスの時間もあるので、さっさと降りて帰りますか。

帰りは赤倉方面へ行きロープウェーで下山する事にします。

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南峰の先には鎖場があり団体渋滞が起きていました。まぁ、時間には余裕があるのでゆっくり行きましょう。

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ここが渋滞の原因でした。迂回路はなく安全のため1人1人降りるので、人がどんどん溜まります。見た目は凄そうですが、そんなに怖くはないです。

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その先は永遠とヌルヌル泥道が続きます。気を付けて歩いてたのに転びました・・・こういう泥道で滑らない方法はないんでしょうか?

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そして、妙高高原スカイケーブル山頂駅手前のスキー場の坂。ここが最高に疲れます。膝への負担が凄まじいので後ろ向きに歩きました。
障害物や石もなく、人もいないので後ろ向きで歩いても安全で楽です。

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13時00分 スカイケーブル山頂駅に到着!

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片道1300円もしますが、下まで歩く労力を考えたら迷わず乗り込みます。くるしゅうない!

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少し休憩して、バスで妙高高原駅に行こうと思ったら次のバスが2時間後・・・歩くか・・・。

妙高高原駅までは約4km。炎天下の中50分ほど歩きます。あちちっ!体が焦げる!

ハァハァ言いながら14時45分無事妙高高原駅に到着!

終わったと思ってからの車道4km歩きが精神的にキツかったぜ。

まとめ

久しぶりのテント泊登山ですが、だいぶ板についてきたようで快適な登山が出来ました。もう少し荷物を重くしても、大丈夫かな?

終始雲が多く眺望が見られなかったのは残念ですが、それでも十分魅力的な山でまた来て見たいと思いました。

次来る時は子供と一緒にくることになるのかな?楽しみだなぁ。

 

火打山・妙高山が載っている地図

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