【強風】表銀座からの蝶が岳縦走1泊2日

登山

 

2015年10月3~4日(テント1泊2日)
ルート:中房~燕岳~大天井岳~常念岳~蝶が岳~徳沢~上高地
コースタイム:18時間30分


今回は10月という事で寒さ対策をした結果、荷物が19kgになってしまいました。
過去最高重量です。

まずは毎日アルペン号で竹橋から中房温泉まで行きます。
今回も耳栓+アイマスクで5時間以上快眠できました。
この二つは必須アイテムです。

5時30分 中房温泉着。

準備をして5時54分出発!

燕山荘までに体力を使い果たさないようにゆっくり歩きます。っつーか重くてペースあげられない。

第一ベンチ 6時27分
第二ベンチ 6時50分
第三ベンチ 7時15分
第四ベンチ 7時49分
合戦小屋  8時17分

合戦小屋までは休憩なしで余裕で歩けました。
体力が付いてきているようだ。

10分休憩して先を急ぎます。

9時26分 燕山荘 IMGP2682

トイレと軽食休憩!
今回は時間がないので、燕岳への往復はやめておきます。

10時20分 大天井岳に向けて出発

ここからの縦走路は最高に景色綺麗。THE 北アルプスって感じ。
急登もないし、気持ちいい稜線歩きのはずでした・・・風がなければね!

天気予報では強風は覚悟をしていたんだが、想像以上。
槍ヶ岳方面から猛烈な風が吹き続け、寒いこと寒いこと。
更に帽子も飛ばされそうになり、ニット帽に変更。
前を歩いていたオッサンは見事に帽子を吹き飛ばされていました。

常時風速10m以上、たまに20mくらいの突風が吹きます。
体感温度は0度近い。

ずっと稜線歩きなので、逃げ場がなく吹きさらし。
止まると一気に体温持って行かれるので、休まず歩き続けます。

12時56分 大天井岳

そこから約10分の所に大天荘がある。

本当はここで1泊する予定だったけど、思ったよりも疲労もなく早く着いてしまったので
常念小屋まで行くことにする。

常念小屋までは殆どアップダウンがなく、トラバース気味に歩くだけなので、めっちゃ楽でした。
更に常念小屋は常念岳の手前にあるので、安心!

15時ちょうどに常念岳着
テント場はガラガラで、どこでもテントを張れるように見えたが、
強風がしのげる場所はかなり少なく、ギリギリ風があまりこない所をGET出来た。

風が強すぎてテーブルでは火がおこせないので、前室でカレーうどんを作る。

右足の薬指が痛いので見てみると、皮が完全に剥けていた。触ると激痛。
やはり重い荷物で長時間歩いたからか。明日が不安。

夜は寒くて、3時頃まで寝たり起きたりを繰り返してたのだが、ダウンを着たらすぐ入眠。

そして6時に目が覚める。完全に寝坊。
本当は4時に起きて5時過ぎには出発したかったのだが、
テントを撤収して飯食って出発したのは7時半。

ゴールの上高地までのコースタイムは10時間10分!
コースタイム通り歩いたら17時40分。
16時前には着きたいなぁ~と思いつつ出発。

まずは常念小屋の目の前にある常念岳へ。
ここが結構な急登。後半バテないためにゆっくり登る。

8時41分頂上着
360°の眺望!最高に景色が良い。

常念岳を降りている途中にルートを誤り浮き石だらけのガレ場ゾーンに進入してしまう。

そこで今度は両足の親指の皮が剥げる。
3本の指を負傷しながら我慢して歩きます。薬指が激痛。

景色は綺麗なんだけど足の激痛と強風で余裕がなくなってくる。

常念岳を降りた先は樹林帯となっており、やっと強風から脱出。

樹林帯の急登を登り切ると蝶槍が見え、その遠さに愕然。

11時12分 蝶槍に到着。ここまで来れば蝶が岳までは目と鼻の先。

強風に煽られながら稜線を歩く。風さえなければめっちゃ良い稜線なのに!

11時51分 蝶が岳ヒュッテ。
痛くて痛くてたまらない3本の指にテーピングをしてすぐに徳沢方面へ。

ここからは長い長い下りです。
下り初めてすぐに左足薬指の皮が剥がれ、右の薬指を上回る痛さとなる。

その痛みに3時間半耐えて、16時23分上高地に到着です。
辛すぎでした・・・。

そこから新島々駅→松本→新宿と経由して帰ってきました。
松本-新宿間のあずさは最悪なことに激混みで2時間半1度も座れず!

久しぶりに疲労困憊で帰宅しました。

今回は荷物が重すぎたことによって、足の指が耐えられませんでした・・・。
多分、靴下などで足のブレを調節すれば大丈夫になると思うんだけどね。

登山道自体は凄く綺麗なので、次はもっと軽い装備と足の指を鍛えてリベンジしたいです。

コメント