親子で巡る秋の絶景旅!栗駒山紅葉登山

登山

昨日に続いて、今日は栗駒山へ登ってきました。

紅葉シーズンになると、あちこちのブログで話題になる栗駒山。
その絶景の写真を見るたびに、一度は自分の目で確かめたいと思っていました。今回、ついにその念願が叶いました。

はたして紅葉のピークを迎えた栗駒山の絶景が見られるか?

須川温泉登山口へ

栗駒山にはいくつか登山口がある。
その中で須川温泉登山口を選んだのは、もちろん下山後にすぐに温泉に入れるという魅力的な特典があるから。

前日は一関に宿泊したので、須川温泉までは比較的近い。
国道342号線を秋の景色を楽しみながら、ひたすら登っていきます。

駐車場には7時前に到着。この時期にしては空いている気がします。
くりこま高原から登山バスに乗ってアクセスする人が多いのかな?

準備を始めていざ出発。

今回のコース

コースについて
須川温泉登山口 7
:19 → 栗駒山 9:22 – 10:04 → 秣岳(まぐさだけ) 11:47 → 秣岳登山口 12:27 →
須川温泉登山口 12:59

登山日:2024年10月15日 
合計時間 :5時間40分(標準コースタイム:8時間45分)
合計距離:13.3km
累計標高差:853m

危険箇所が少なく、景色の変化が豊かで飽きることなく楽しめるコースです。程よい距離感で達成感を味わえ、ゴール後は須川温泉という特典がついてくる。

出発!

須川温泉の横にある登山口を出発する。

まず目に飛び込んできたのは、流れる温泉と立ち上る湯けむり。
なんと登山道に温泉が流れており、立ち上る湯気がモクモクと漂う、不思議な景色にテンションが上がる。

須川温泉は標高1,126mに位置する温泉で、日本でも有数の高所にある温泉地として知られています。その歴史は古く、江戸時代から湯治場として利用されていたとか。

少し進むと、名残ヶ原に到着。ここは栗駒山の中でも特に特徴的な場所のひとつ。広がるのは黄金色に輝く草原!

木道が整備されており、足元を気にせずゆっくりと景色を楽しめるのも魅力的だ。

須川コースは立入禁止になっていたので、自然観察路を回って栗駒山へ向かいます。須川コース沿いにある昭和湖を見てみたかったが、次の機会に取っておこう。

看板を見ている間に空が晴れてきた。
振り返ると、さっきとはまるで違う景色が広がり、名残ヶ原が一層美しく輝いて見える。

太陽は偉大だ!

名残ヶ原を抜けると、いよいよ栗駒山への本格的な登りが始まる。

すでに紅葉が綺麗。途中何度も立ち止まり、写真を撮りながらゆっくり進む。

焼石岳にも引けを取らない見事な紅葉の景色が続き、「これぞ秋の栗駒山!」と心の中で叫びたくなるほどの美しさ。この景色は本当に格別だ。

9時22分 栗駒山到着!

 

広がる紅葉の絨毯が山の起伏に沿って広がり、自然の色彩がいかに豊かで美しいかを思い知らされる。

 

 

絶景を眺めながら少し食事を取り、秣岳へ向かう。

気温が上がり雲が湧き上がってきた。しかし、雲の中に入ったのは一瞬ですぐに景色が見渡せるようになった。

しかし、息子の歩く速度が速い。こんな良い景色なのに目もくれずズンズン進んでいく。なぜ急いでいるのかと聞くと、「早く温泉に入りたい」とのこと。「温泉、温泉」と言いながら先を急ぐ。花より団子ならぬ、花より温泉である。

秣岳に向かう途中、名残ヶ原を彷彿とさせる木道と草紅葉の景色が広がる。

ちなみに秣岳の秣(まぐさ)とは馬や牛などの飼料にする干し草のこと。もしかして、この草紅葉の景色をみて秣岳と名付けたのかな?


秣岳を超えると、息子が覚醒し走り始めた。ト、トレランですか!?

写真を撮っている場合ではなくなり、必死に息子を追いかける。

下山後、駐車場に向かう途中の道路でなんとか1枚パシャリ。

12時59分 須川温泉登山口に到着!

下山後は売店で恒例の登山バッチを購入。
なんと、昨日買えなかった焼石岳のバッチも売ってるじゃないですか!ラッキー。

その後、レストランで食事をしてからいよいよ須川温泉へ。

須川温泉

帰りの新幹線の時間が迫っており温泉に入る時間が微妙だったが、せっかく来たので入っていくことにする。

須川高原温泉【公式サイト】
岩手県一関市にある癒しの宿 須川高原温泉。岩手、宮城、秋田の3県にまたがる栗駒山...

登山の後に温泉に浸かる幸せ、これ以上のご褒美はない!
このあと新幹線に乗って家に帰るのがすこぶる面倒くさいのだが・・・。

まとめ

今回は2泊3日で親子で東北遠征でした。息子の体力もかなりついてきて、2日連続登山も比較的余裕を持って歩けました。

SNSで見たような真っ赤な紅葉を見ることはできなかったが、それでもかなり綺麗な景色を拝むことができた。今度はくりこま高原側から登ってみたい。

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