6月27日 久しぶりに遠出をして長野県にある霧ヶ峰に息子と2人で行ってきました。
前日に「明日はパパ一人で登山に行くつもりだけど、来たければ来てもいいよ?朝5時起きだけど」と聞いてみると、少し悩んで「行く」と一言。
行き先は前から連れて行きたかった霧ヶ峰に決定。
今回のルート
コースタイム
車山肩駐車場 8:25 → 車山 9:28 – 9:47 → 車山乗越 10:10 → 南の耳 11:05 → 北の耳 11:32 → 男女倉山(ゼブラ山) 12:12 → 車山肩駐車場 14:00
合計時間:5時間35分
合計距離:10.1km
累計標高差:458m
出発!
息子は宣言通り朝の4時50分に自分で起きて準備を始めた。気合が入ってるな。
東京から霧ヶ峰までは車で約3時間。中央道 諏訪ICで降りる。
ビーナスラインをグングン進み標高を上げる。あっという間に雲の上だ。
その景色を見た息子は「昨日、山に行くって決めて正解だった!」と嬉しそう。
8時10分 車山肩の駐車場に到着。駐車場は比較的空いていて、すぐに車を停めることができた。
天気は晴れだが雲多め。快適な気温だ。
登山開始!
まずは車山山頂を目指す。
車山肩から山頂までは標高差120mほどしかなく、緩やかな坂を登っていく。
この時期、登山道には無数の毛虫がいて、気を付けないと踏み潰してしまうレベルで大繁殖していた。
調べたところタケカレハという蛾の幼虫で毒針を持っている。触れると痒みと痛みで1週間ほど苦しむらしい。要注意です。
毛虫を避けつつ、のんびりと頂上に向かって歩いてゆく。
9時28分 車山山頂に到着。あっけないぜ!
頂上にある不思議な形をした人工建造物は気象レーダーだそうだ。中には4mもある巨大なパラボナアンテナが入っているとか。
山頂からは八ヶ岳連峰や富士山、南・中央・北アルプスなどの山々が一望できる。最高のロケーション!
右に八ヶ岳連峰、左に南アルプス。白峰三山がよく見える。八ヶ岳と南アの間には富士山が見えるのだが、今日は雲に隠れていた。
こちらが中央アルプス。空木岳や駒ケ岳が雲を避けてギリギリ見える。
北アルプスは雲が多め。雲の隙間から穂高連峰が顔をのぞかせていた。
やっぱり車山からの景色は凄いな。こんなに豪華な景色が見られる山は数少ないでしょう。
山頂で朝食を取ったあとは車山乗越に向かって下ります。
正面に見えるのは白樺湖と蓼科山。右に見えるリフトはコロナの影響でまだ動いていなかった。
車山乗越に着いたところで息子に地図を見せて「長いコースと短いコースどっちを歩きたい?」と聞いてみた。
長いコースは男女倉山を回って八島ヶ原湿原へ行くコースタイム105分のコース
短いコースは蝶々深山を通るコースタイム50分のコース
息子は「長いコースに行く!」と即決。
一応念を押して、凄い長いよ。逃げ道ないし途中でやめられないよ。頑張れる?と聞くと自信を持って「大丈夫!」と言った。
よし!行っちゃうか!
まずは南の耳を目指す。
緩やかな丘を歩いていく。空も晴れて緑が映える。
目の前に見える「逆への字」の山が南の耳。ほとんどアップダウンがないので安心。気持ち良いハイキングコースだ。
ただ、日差しが強い。ジリジリと照りつける太陽で肌が焼ける。
熱中症にならないようにコマメに水分補給。
11時5分 北の耳到着。車山乗越えから約1時間。
良いペースで来られた。
隣の北の耳までは10分ほどだが、ここでエネルギー補充で食事を取ることにする。
とりあえず栄養補給してれば歩けるのだ。
10分ほど休憩して出発。
そしてすぐ隣の北の耳に到着。
さあ、残すは最後の山「男女倉山」だ。
後ろを振り返ると車山が小さく見える。よく歩いたなぁ。
息子は顔に疲れが出てきているが弱音を吐かない。なかなか根性あるな。
もう10回以上山に登ってるし体力付いてきてるのかも。
12時12分 最後の山頂である男女倉山に到着!
さあ、あとは車山肩に帰るだけ。
八島ヶ原湿原あたりからは平坦な砂利道が続く。
車山肩近くになると最後の登り。
ここが一番しんどいが、ラストスパート。
14時00分 車山肩到着
頑張ったので、コロボックルヒュッテでソフトクリームを購入。
しかし、食べ始めて間もなく凄まじい勢いで溶け出す。
最後に山バッチを買って、登山は終了!
次は温泉だ!
息子のリクエストで広い温泉が良いとのこと。適当に検索すると諏訪湖沿いにある「すわっこランド」がお風呂の種類も多くて広そう。
利用料は大人630円 子供300円でリーズナブル。
露天風呂はないものの、洞窟風呂やジェット風呂など種類が多く息子も楽しめたようだ。
まとめ
霧ヶ峰の車山は標高差が少なく、5歳の息子でも余裕を持って歩ける山だ。更にその先にある蝶々深山や男女倉山もアップダウンがそんなになく、快適なハイキングが楽しめる。子供との登山におすすめのコースだ。
車山山頂で見た北・南・中央アルプスにも、息子と一緒に登る日が来るのだろうか。
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