【日帰り】棒ノ嶺~高水山縦走登山の後、ボルダリングに行ってみた

登山

最近寒くなってきて、なかなか朝早く起きるのが難しくなってきた今日このごろ。
遠くの山へ行く気力がなかったので近場の山を探してみると、どこも行ったことがある山ばかり・・・。

山選びに悩む季節でもあります。
取り敢えず関東百名山で東京都にあって登ったことがない山を探してみよう。

結果、天上山生藤山浅間嶺棒ノ嶺(棒ノ折山)の4つしかなかった。

天上山は神津島にあるので、日帰りは不可能。

生藤山は花の百名山なので花の綺麗な季節に行きたい。

残るは浅間嶺棒ノ嶺だが、コースが面白そうな棒ノ嶺に決定。

しかしこの選択は失敗で、その面白そうな白谷橋コースは台風19号の影響で通行禁止。
それを知らずに棒ノ嶺に向かってしまったのだった。

今回のルート

登山日:2019年11月13
コースタイム
滝ノ平登山口 08:00 → 岩茸石 09:13 → 棒ノ嶺 09:41 → 黒山 10:07 → 岩茸石山 11:14 → 高水山 11:32 → 軍畑駅 12:39
合計時間:4時間39分(標準CT 6時間17分)
合計距離:13.4km
累計標高差:1,425m

人気の白谷橋ルートが通行止めになっていた為、滝ノ平ルートを選びました。

高水山まで縦走をするとアップダウンが多いため累計標高差が1,400mを超える。
ただ、歩きにくい場所が殆どないのでサクサク登れます。

昼頃に下山できたので、帰りは溝の口のボルダリングジムで、もう一汗流して帰りました。

登山口へ

始発で飯能駅に向かい、飯能駅から6時50分発「湯の沢ゆき」のバスに乗り込みます。

バスに乗るとき、バス時刻表に張り紙がしてあり、「台風19号の影響で白谷橋ルート通行止め」と書いてある。

え?知らなかった。
ここまで来てしまったし、滝ノ平尾根ルートがあることも知っていたので、取り敢えず登山口まで行くことにする。

スマホの地図を見て、さわらびの湯が近づいてきたので、降りる準備をしていると、バスはさわらびの湯バス停をスルー。
すかさず停車ボタンを押して「鍛冶屋橋バス停」で下車したが、地図見てなかったら終点まで行ってた。危ない危ない。

一応、白谷橋ルートの様子を見に行ってみるとやはり全然復旧していなかった。

仕方がないので滝ノ平尾根を目指します。

登山口はさわらびの湯からほど近い。

今日は生憎の曇天。
あんまりテンションが上がらないまま登山口の到着。

登山開始!

滝ノ平尾根ルートは終始眺望がなく、全く景色が変わらない。主に下山に使われている登山道だ。
それに途中でアスファルトの林道を3回も横断したりするのでモチベーションが全然上がらない。

これは山を始めたばかりの人が歩いたら確実に心が折れるやつ。注意が必要だ。

その為、登山者が少なくクモの巣が凄い。ということで相棒と一緒に登ることにする。

少し重いが、枝がいい感じに開いていて、クモの巣を根こそぎ払ってくれる。頼れるヤツだ。

平日な上に人気のないルート。もちろん誰にもすれ違わない。
黙々と蜘蛛の巣避けの木の枝を振りながら変わらない景色の中登っていく。

特に写真を撮る場所もないので、自然と歩く速度も上がる。

このような林道を3回横断する。

無心で歩いていて、気がつくと白沢橋ルートとの合流地点である岩茸石についていた。
ここまでの道のりをほとんど覚えていない。あまりの刺激の少なさに半分気絶していたようだ。

立派な巨岩なので、登ってみるが、やっぱり何も見えなかった。

この巨岩を過ぎると黒山と棒ノ嶺の分岐に突き当たる。

さあ、山頂までもう少しだ。

 

9時41分 棒ノ嶺到着。
頂上にも誰もおらず、独り占め。登り始めてから人を一度も見ていない。

 

ずっとカメラの調子が悪く、撮る写真ほとんどが露出オーバーになってしまう。
露出補正を-3くらいにしてやっと適正な明るさになるんだけど、寿命なのかな。

山頂は広場のようになっていて居心地が良い。

晴れる予報だったのに思い切り曇天。ただ、周りの山の標高が低いので遠くの山まで見ることが出来た。

東京方面はスカイツリーがよく見える。

帰りは同じルートを歩く気力がなかったので、岩茸石山、高水山を通って軍畑駅に降りることにした。
来た道を戻るよりも少しコースは長くなるが体感はかなり短いだろう。

一度分岐まで戻って黒山へ向かいます。

黒山までの道も同じく眺望はない。

ここで相棒とはお別れです。
2時間木の枝を振り続けて腕が疲れた。でもだいぶ助かったぞ。

お次は岩茸石山。人気の高水三山の一つなので、そろそろ人に会えそう。

地図には載っていない「やまびこ広場」

ここから叫ぶと声が返ってくるのかな?

ここで昼食を食べる。あまりヤマメシには興味がなく、いつものコンビニのパンとおにぎりだ。
ヤマメシ作る人って凄いと思う。

紅葉は終わりかけだけど、所々綺麗な場所もあるにはある。

ここで第一登山者とすれ違う。
同じルートを歩いている私が言うのも何だが、渋いルートを選ぶなぁ。

岩茸石山からは次に向かう高水山が見える。

岩茸石山~高水山の間は急に登山者が増える。
さすが高水三山。

雨が降ってきそうなので、小走りで高水山へ。

山頂に着くとポツポツと振り始めた。
あぁ・・・天気予報完全に外れてんじゃん・・・。

高水山からの道は沢沿いなので気分がいい。
もっと早めにこういう変化が欲しかった。

12時39分 軍畑駅到着!


やはりこういうコースは疲れるなぁ。
気晴らしに早くボルダリングしに行こう。

ということで帰り道に今まで行ったことがないノボロック溝の口店に寄っていくことにした。

ノボロック溝の口

ノボロック溝の口はセントラルフィットネスクラブ内にある小さめのジムだ。

セントラル内にあるので、シャワー・ジャグジーを利用することが出来る。
1400円でボルダリングとジャグジーが使用できるのは安い。
しかし、毎週水曜日はシャワー・ジャグジーが使えないそうで、入れなかった・・・残念。

敷地は渋谷店と比べると狭いが、ロープクライミング用のウォールが2階まで突き抜けていて開放感がある。

グレードは渋谷より甘めな気がする。

登山後のボルダリングは初めてだったけど、意外と影響なくいつも通り登れた。

16時からキッズスクールが始まり、小学校低学年くらいの始めて6か月の子が4級課題をクリアしていた・・・。負けてらんねー。

2時間ほどでよれてきたので、帰宅。

まとめ

だいぶテンションの低い記事になってしまったが、これは仕方がない。
本当に変化がない道で無心で登るしかなかった。

早くメインルートの白谷橋ルートが復活することを願うばかりだ。

登山の後にボルダリングは有酸素運動&無酸素運動、そして上半身と下半身の筋力を均等に鍛えられてバランスが良いと思う。
使う筋肉が違うので、登山で疲れての壁を登れないということはなかった。

コースタイムが短い登山&ボルダリング・・・アリだな。

コメント

タイトルとURLをコピーしました