【公共機関利用】晩秋の浅間尾根を歩く。浅間嶺日帰り登山

登山

12月8日 快晴の空の下、関東百名山の浅間嶺(せんげんれい)に登ってきました。

浅間嶺は浅間尾根の途中にある山で、標高は903m。昔、生活道路として使われていたこの道はアップダウンがゆるやかでとても歩きやすい、登山入門に最適な山です。

払沢の滝やうどんが美味しい峠の茶屋、数馬の温泉など、見どころ満載のルートです。

今回のルート

登山日:2019年12月8
コースタイム
払沢の滝入り口バス停 07:40 → 払沢の滝 07:50 → 浅間嶺 09:30 → 浅間尾根登山口バス停 11:10
合計時間:3時間30分(標準CT 5時間12分)
合計距離:12km
累計標高差:1,396m(上り)/1,059m(下り)

払沢(ほっさわ)の滝から浅間尾根を西へ縦走するコース。 特に危険な箇所や急登などもない。小さなアップダウンが連続するので累計では1,400mほどの標高を登ることになるが体感では、そこまでハードなコースではない。

払沢の滝はルートから外れているが、都内で唯一日本の滝百選に選ばれるほどの名瀑。往復30分ほどなので寄ってみると良いかも。

登山口へ

登山口へはJR五日市線の終点駅武蔵五日市駅から1番バスのりば、五10数馬行きバスに乗り「払沢の滝入口」にて下車。

払沢の滝入口で降りず、「浅間尾根登山口」まで行けば、今回とは逆のルートで歩ける。

登山開始

とうとう長年共にした一眼レフカメラが壊れてしまったので、今回は久しぶりにiPhoneのみで写真を撮ることになった。非常に使いづらく、ブレたりミスって指が入ってたりするが、ご勘弁。

7時34分 払沢の滝入口に到着。

寒い!かなり厚着してるのに家を出てからずっと寒い!
ダイエットしてから本当に寒さに弱くなった。やっぱり脂肪って温かいんだなぁ。でも太りたくないわー。

バス停は自販機やトイレ、ベンチが揃っていて快適。
ここで朝食を食べてから出発。

バス停の目の前には「檜原とうふ ちとせ屋」という豆腐屋さんがあるので、その脇を行くと登山口方面だ。

このお豆腐屋さんで売っているおからのドーナッツが美味しいらしい。ここに下山した時は食べてみたい。

まずは払沢の滝へ。ほっさわと読むらしいが、初見じゃ絶対読めないな。標識がたくさんあるので、迷わずに行けると思います。

めちゃくちゃ寒いので小走りで行く。

10分ほどで滝に到着。

なかなかの迫力。1~2月の厳冬期には凍結して氷爆になるらしい。夏はライトアップ、秋は紅葉と一年中楽しめる滝である。

払沢の滝を往復して時刻は8時。浅間尾根を歩いて浅間嶺に行こう。

まずは払沢の駐車場を超えて、時坂峠へ向かいます。

30台分の駐車スペースがあるので、余裕がある。
そして、ここにも公衆トイレが設置されている。

浅間嶺山頂近くにもトイレがあるので、このルートでトイレに困ることはない。

浅間林道と何度も交差しながら林道終点の峠の茶屋へ向かう。

ここで美味しいうどんを食べられるらしいが、4月~11月の土日祝しかオープンしていないので、今日は休み。

長かった林道もここで終わり、やっと本格的な登山道に突入です。

うー、寒い。もう45分も歩いてるのに全く体が温まらない。
やっと坂が急になってきたし、あえてスピードを上げて歩く。

ペースを上げてから10分ほどで、やっと暖かくなってきた。本当寒いの嫌だわ。春よ来い。もう寒いの嫌だ。

登り始めてすぐ、眺望が開けたところに出た。

右の方に見えるのは奥多摩三山の御前山だ。
ところどころ紅葉している。やっぱり奥多摩は紅葉が遅いな。

峠の茶屋から歩くこと30分。浅間嶺と展望台の分岐があった。

展望台方面はトレースが薄くて分かりにくいが、せっかくなので展望台へ。

っていうかもう浅間嶺まで0.8km。さっき体が温まったと思ったら、もう終盤だった。

展望台の近くに来ると、富士山が顔を出す。

すっごい空気が澄んでる。今日は最高の登山日和だ。

9時30分 浅間嶺到着!

指入り写真をパシャリ。

立派な標識があるので、ここが山頂かと思ったが後からよく地図を見たらここって展望台で浅間嶺じゃない。

山頂は展望台の先にある休憩所から更に上に登った所らしい。
標識もなかったので全然気づかなかった。

この時間になると気温が上がってきて気持ちいい気候になってくる。
いい感じにベンチもあるし、ここで昼食。

展望台直下には立派なあずま屋があり、側にはトイレもあります。

休憩所からは奥多摩の山々が見渡せます。

一番高く見えるのが御前山、その隣に惣岳山。左奥には鷹ノ巣山や雲取山も見える。奥多摩の山々を一望ですね。

さて、浅間尾根登山口へおりますか。

ムケシノ頭を通り、その先にサル岩があるはずだったが全く気付かず、見事にスルー。

サル岩には猿の手形がついていて、それを探そうと思っていただけに残念。

途中紅葉しているところもあって、気持ちいい登山道だ。

登山口近くには「民宿 浅間坂」がある。

ここでは食事や温泉が楽しめるが、この日は休業。

今日は色々とタイミングが悪いな。

この橋を超えるとバス停に到着。

歩行時間3時間半。あっという間だった。お疲れさまでした。

まとめ

今日歩いたルートは非常に見どころ満載でした。峠の茶屋や浅間嶺山頂、サル岩、浅間坂など、休業や見逃しが多かった日だったので、次は息子を連れて、もう一度来てみたい。

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