【公共機関利用】久しぶりの1人登山!小金沢連嶺縦走23.1km

登山

最後に一人で登山をしたのはいつだったか忘れてしまったくらい久しぶりの一人登山です。(ブログを見返すと2021年10月26日の飯縄山が最後だった)

せっかくなので長く歩きたいということで、今回選んだのは小金沢連嶺。またの名を「甲州アルプス」と呼ばれています。

小金沢連山は大菩薩峠~滝子山を南北に貫く25kmほどの縦走路であります。
今回は小屋平~ハマイバ丸までの20kmほどを歩いてみます。

前回歩いた時は凄くキツく感じたけど、3月からランニングを始めたおかげで今回は比較的楽に歩けました。

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今回のコース

コースタイム
小屋平バス停 8
:52 → 小金沢山 10:16 → 牛奥ノ雁ヶ腹摺山 10:37 → 黒岳 11:18 → 白谷ノ丸 11:28 → ハマイバ丸 12:08 → やまと天目山温泉 14:27

登山日:2023年05月28日
合計時間 :5時間37分(標準コースタイム:約9時間半)
合計距離:23.1km
累計標高差(上り):1,180m
累計標高差(下り):1,774m

小屋平から南へ続く小金沢連嶺をたどり、やまと天目温泉まで。コースタイムが長いので早めに歩きました。

登山口へ

前回は車でアクセスしましたが、今回は電車とバスを乗り継いで小屋平登山口へ向かいました。

まずは高尾駅でJR中温泉本線に乗り換えてJR甲斐大和駅へ。

甲斐大和駅は登山客で大混雑。なぜならここから大菩薩峠登山口である上日川峠行きのバスが出ているから。

第一便は8時10分ですが、週末は臨時便が出ていて7時55分頃には出発します。
私は終点の一つ手前にある小屋平バス停まで行きます。

8時45分 小屋平バス停到着。
ここで降りる人は全体の10~15%くらいだと思われます。

準備を整えて8時52分登山口を出発進行!

最初は笹薮の急坂を登っていきます。
体が温まるまではゆっくり歩きましょう。

今回のルートは全体的に下り基調なので、ほとんど登りがありません。
ルート上の最高峰である小金沢山まで行ってしまえば後は小さなアップダウンを繰り返しながら下るだけです。

そうです。最初がいきなり核心なので最初だけ頑張りましょう。

地味な登りをひたすら登る。
私は眺望が見えなくても山の中を歩くのが好きなので問題ないですが、景色が見えないと嫌な方はしばし辛抱です。

20分ほど歩くと小金沢山が見えました。緑が美しい季節になりました。

樹林帯を抜けると眺望が一気に広がり、大菩薩湖越しに南アルプスが見えました。
なんと気持ちが良い風景。
天狗棚山から見える小金沢山へ向かう開放的な稜線。この先もこのような稜線が続きます。

10時16分 大月最高峰の小金沢山に到着。

小金沢山は秀麗富嶽十二景の1つであります。
秀麗富嶽十二景は大月市が選定した富士山が美しく見える山12選です。

山頂は開けていて富士山がよく見えます。
ここから先はひたすら富士山方面に歩いてきますので、途中で富士山に飽きないようにさらっと流して先に進みます。

次の山は日本一名前(音数)が長い山「牛奥ノ雁ヶ腹摺山(うしおくのがんがはらすりやま)」です。

ちなみに文字数日本一は北海道にあるカムイエクウチカウシ山。


こちらも秀麗富獄十二景。

今日は曇だが、高曇りなので富士山がよく見える。

止まらずにどんどん進みます。11時18分 黒岳に到着しましたが、残念ながら眺望はほぼ無し!

ここでも止まらずに次へ進みます。

黒岳から10分ほど歩いたところに白谷ノ丸があります。

ここの眺望が最高。秀麗富嶽十二景に選定されていませんが今日のルートで一番眺望が良いです。
8月の半ば頃に行くとお花畑になるそうです。ちょっと暑そうだけど来てみたい。

写真の右側の少し降りたところにある場所が展望台のようになっている。

少し下ったところに湯ノ沢峠のお花畑があります。
こちらも8月半ば過ぎにお花畑になるそうですよ。

続きましては大蔵高丸。こちらも秀麗富嶽十二景の1つ。
ここまで来ると富士山を見すぎてなんの感動もないです。

大蔵高丸から少し下ったところにツツジの群生がありました。
かなり広い範囲に咲き乱れていてかなり綺麗です。

少しピークは過ぎていてもこの量。最盛期に来たら半端じゃなさそうです。

12時08分 ハマイバ丸に到着。
こちらも秀麗富嶽十二景。
今回のルートだけで秀麗富嶽十二景の山うち4座もコンプリートできちゃいます。
秀麗富嶽マニアにとっては垂涎物のルートですね。

さぁ、後はやまと天目山温泉を目指して下っていくのみです。

すると途中で巨大な岩に出くわします。天下石山頂と書いてあります。もしかして天下石山という山の頂上なの?
登山道の真ん中に岩があるだけのように見えるが・・・謎だ。

天目への下山道は人気がないからか、少し荒れていて歩きづらい。
人気がない理由は登山口からの林道が長いから。
登山口から林道を5kmも歩かなければなりません。


普通に歩くと1時間以上かかってしまいそうなので、ランニングしながら行きます。
最近はトレランシューズを履いて登山をしているので走りやすい。

ということで40分かかって天目温泉に到着です。

温泉に入ってから帰ろうと思ったけど、激混みなので入るのやめます。
そのまま天目から出ている甲斐大和駅行きのバスに乗って帰りました。

ちなみにやまと天目温泉は3時間の入浴で520円。お肌がスベスベになるとっても良い温泉です。
ぜひ寄ってみてください。

まとめ

今回はルートが2度目であることと距離が長いこともあって、軽量装備で早足で一気に歩きました。
眺望が良く満足度が高い縦走ルートです

小屋平をスタート地点にすれば最初に登ってしまえば後は下り基調になるため楽に縦走を楽しめます。
ただ、今回のようにハマイバ丸まで行ってしまうと林道歩きが長くなってしまうため、秀麗富嶽十二景好きでなければ湯ノ沢峠から天目温泉へ直接行けるショートカットルートがあるのでそちらをオススメします。

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