9年ぶりの瑞牆山!山頂の大展望に癒やされる

登山

天気予報は全国的な曇。

天気図を見てみると、山梨県あたりは薄曇り予報なのでもしかしたら曇天は避けられるかもしれない。と思い9年ぶりに瑞牆山に行って来ました。

瑞牆山は山梨県北杜市にある日本百名山の一つで、奥秩父山系の西側に位置しています。山頂には花崗岩が侵食してできた奇岩が乱立している特徴的な山です。

今回のコース

コースについて
瑞牆山荘 7
:31 → 瑞牆山 8:57 – 9:27 → 瑞牆山荘 10:49

登山日:2023年06月10日
合計時間 :3時間18分(標準コースタイム:5時間)
合計距離:5.5km
累計標高差:960m

午前中で帰ってきたかったので瑞牆山荘から早めに歩いてピストンしました。

登山口へ

中央自動車道 須玉ICを降りて23号線を走り、増富温泉峡を抜けると瑞牆山荘が見えてきます。
無料駐車場は広く、120台停めることができます。

私は7時20分に駐車場に到着しましたが、まだ少し空いてました。
続々と車が入ってきていたので、満車になるのは時間の問題でしょう。

登山口は駐車場から歩いて1~2分。

ここの登山口は瑞牆山の隣の金峰山の登山口にもなっています。

瑞牆山も金峰山も日本百名山に選定されていますので、この先にある富士見平小屋で1泊して2つの山を登る人も多いです。

登山開始!

天気予報では午後から曇との予報だったので、山頂からの眺望を拝むには少し急いだほうが良さそうと判断し、軽装で一気に登ることに決めました。

登山口の目の前に瑞牆山荘があるので、トイレの心配は不要です。

7時31分 軽くストレッチをして出発です。

梅雨入りした直後なので、湿度が低く気持ち良い。
もう少しすると湿度激高な蒸し風呂登山となります。

快調に歩を進めていくと、巨岩がゴロゴロ転がっているのを見るようになりました。
この山は全山が黒雲母の花崗岩で形成されていて風化しやすい。そのため、崩れ落ちた岩がそこら中に見られます。

途中の林道を越えたところから急登が始まります。侵食されていて登りづらい。体が温まる前の急騰なのでキツイ。頑張りましょう。

登り終えると目の前に瑞牆山が現れます。

本当独特で格好いい山ですねー。

ここから金峰山との分岐点である富士見平小屋までは10分ほど。もうひと踏ん張りです。

8時00分 富士見平小屋到着。テント場は結構広め。テントの場合は予約不要だそうです。

小屋を通り過ぎ、少し下ったところに川が流れています。


ここからは山頂までひたすら急登が続きます。

川から少し登ると、巨大な割れた岩が鎮座していました。かなり迫力満点である。
岩の名前は「桃太郎岩」
岩の形が桃みたいだから?でかすぎやろ。

岩から生まれた孫悟空岩の方がしっくり来るなぁなんて思いながら通り過ぎる。

さあ、ここからは激しい急登が続きます。

無心で登るべし。

大ヤスリ岩が見えたらあと少し。

山頂まで気が抜けません。

8時57分 瑞牆山山頂に到着!

山頂には人が少なく、3人しか人がいませんでした。
登ってくる途中に30~40人ほど抜いてきたので、もう少しすると一気に混む予報です。

山頂からの景色は圧巻。なんとかアルプスまで見渡すことができました。

お隣の金峰山方面。金峰山は山頂にある五丈岩が特徴的です。

こちらが八ヶ岳方面

後続の人が来るまでたっぷり30分景色を楽しみ下山開始!

下りはピストンなので来た道を戻ります。

登山口に戻ってきたときには、今にも雨が振りそうな雲で空が覆われていました。

後で調べてみると私が下山を始めた直後に山頂は雲に覆われて、眺望はなくなったそうです。
間一髪でした。

帰りに「増富の湯」に入ろうと向かいましたが、施設老朽化のため当面の間休業となっていました。
改めて温泉を探すのも億劫だったので、そのまま自宅へ帰ることにしました。

まとめ

9年ぶりの瑞牆山でしたが、やはり何度登っても良い山は良い。
後半の標高差400mの急登がキツイですが、頑張った先にある絶景は心に焼き付くでしょう。
危険箇所は少ないので初心者でも問題なく登れます。

次回は富士見平小屋にテント泊をして金峰山と瑞牆山に登るプランも良さそうだなと思いました。

 

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