2016年2月13日
ルート:猿橋駅~神楽山~御前山~馬立山~九鬼山~禾生駅
コースタイム:4時間33分(休憩10分含)
今週末は大荒れ!なんていう天気予報でしたが、行ってまいりました。この時期お馴染みの秀麗富嶽十二景。
無類の秀麗富嶽好きの私ですが、秀麗富嶽の何がいいかというと・・・
①とにかくアクセスがいい。(駅から徒歩圏内の登山口が多い)
②人が少ない(今日は土曜日なのに4組しかすれ違いませんでした)
③富士山が綺麗に見える(今のところ見られなかったこと無し)
今回は第十番目山頂の「九鬼山」です。
九鬼山は桃太郎が鬼退治をしにきた場所だそうで、秀麗富嶽シリーズ七番山頂の百蔵山(ももくらやま)で生まれた桃太郎は、上野原市の「犬目」で犬を、大月市の「猿橋」「鳥沢」で猿とキジを仲間にしてやってきたそうです。
犬を仲間にするためにずいぶん遠回りしてきたんだな~。でも犬は強いから外せないね。
8時38分 出発。
猿橋駅南口を出てすぐの突き当たりを右曲がり、5分ほど歩くと、標識があります。
この標識を見逃さなければ、登山口までは迷いません。10分以内に登山口に着きます。
8時52分 登山口
登山口から既に雪があり、行き先不安です。
いきなりの雪とぬかるみに苦戦しながら、まずは神楽山へ。
ドロドロゾーンは最初だけで、15分ほどでパサパサゾーンに突入です。
9時28分 神楽山・御前山分岐神楽山へはここから1分です。
神楽山山頂は眺望0の小さな山頂でした。
滞在時間30秒で次の御前山を目指します。
ここからは本格的な急登となります。
誰もいないので「イイヨ!イイ坂だよ!」と一人で叫びながら登ります。
9時50分 御前山到着!
そして・・・富士山ドーーーン!
これですよ!これ!
これを見たくて来たんですよ!
気分良く、次の目的地「馬立山」に向かいます。
今日の目的のほとんどを達成して、軽快なステップで口笛を吹きながら歩いていると・・・
今日の第一登山者とすれ違ってしまいました。恥ずかしいぜ。
10時27分 馬立山山頂
ここから九鬼山が見えました。
あれ?・・・遠くね?
ここから一気に標高150mほど下ります。
ガンガン下っていくと、突然目印のピンクテープと共に道が消えました。
こっちでもない、あっちでもない。と行ったり来たりすること5分ほど。
一度戻ることに決めました。
すると!矢印がありました!これは分からない!
無理に進まなくてよかった・・・。
気を取り直して、九鬼山へ登り返します。
ここからは完全な雪道となり、軽アイゼンがあったほうが良かった。
ズルズル滑りながら、登るのは無駄に体力を消費します。
といっても、30分くらいしか登らないし急でもないので、そこまで辛くなかったです。
11時56分 九鬼山山頂
この九鬼山ですが、ビックリすることに秀麗富嶽に選定されているのに富士山が見えません。
なんで名前が載っているのかよく分かりません。御前山を載せてあげてくださいよ!
そんなガッカリ山頂で、お昼を食べて。10分で出発です。
少し歩くと富士見平があり、ここからは非常に良く富士山が見られます。
時間的に雲が出てきて、ほとんど富士山は隠れてしまっていました。
御前山ありがとう。チミのおかげで素晴らしい富士山が見られたよ。
ここで、愛宕神社コースと杉山新道コースが選べます。
私は距離の短い愛宕神社コースへ。
途中、こんな看板がありました。信じましょう。行きましょう!
1分ほど歩くと・・・
ドドーーン!絶景!
最後にいいもの見られたー。
さらに40分ほど下ると愛宕神社に到着。
愛宕神社から禾生(かせい)駅までは約10分。
13時11分 禾生駅。お疲れ様です!
歩いていて思ったのは、この時期は猿橋駅から登ったほうが楽だという事。
北斜面を登り、南斜面を降りていくコースなので、九鬼山~愛宕神社間以外は下りの道に雪やぬかるみが全くありませんでした。
これが禾生駅からだったらと思うと、何回転んだか分かりません。
コース自体は短い間隔でポイントがあるので、飽きずに最後まで歩くことが出来ました。
九鬼山の頂上は残念だったけれど、全体的には楽しい山でした!
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