【親子登山】噴火から6年。6歳の息子と御嶽山日帰り登山

      2020/10/20

9月26日

前回、経ヶ岳に登ったときに見えた御嶽山へ息子と登ってきた。

前からずっと行きたいと思っていたが、遠かったり噴火したりでなかなか行けていなかった山の一つだ。

御嶽山は標高3,067m。日本で2番目に高い独立峰である。1番はご存知の通り、みんな大好き3,776m富士山だ。

9月26日は噴火からちょうど6年目の日。全く意識はしていなくて、偶然この日に登ることになった。

今回のルート

登山日:2020年9月26
コースタイム
飯森高原駅 07:40 → 行場山荘 07:51 → 女人堂 9:00 → 石室山荘 11:07 → 剣ヶ峰 12:15 -12:25 → 石室山荘 13:06 → 女人堂 14:26 → 行場山荘 15:18 → 飯森高原駅 15:28
合計時間:7時間48分(標準コースタイム5時間30分)
合計距離:7.3km
累計標高差:964m

御岳ロープウェイを使い飯森高原駅から出発する黒沢口コース。
ロープウェイの営業時間が16時30分なので、制限時間があるのが難点。標高差も1,000m近くあるので登りごたえがある。

登山口へ!

2時半に息子を叩き起こし3時に家を出る。ロープウェイの始発7時に間に合わせるにはこの時間が限界だ。

中央自動車道をひたすら走り、朝7時ジャスト。御嶽山ロープウェイの駐車場に到着。

雲は多めだが、バッチリ山頂が見える。出発が遅いので時間との勝負だ。

御岳ロープウェイ

営業時間

7:00 or 8:30 ~ 16:15

ロープウェイ乗車券

一般往復大人 2,600円こども 1,300円
一般片道大人 1,400円こども  700円

ファミリー往復券

セットA(大人1名+こども1名)
16%OFF
定価3,900円を 3,250円
セットB(大人1名+こども2名)
25%OFF
定価5,200円を 3,900円

登山開始!

今回は標高が3,000m以上の山で、ロープウェイを利用して一気に上まできているので高確率で高山病になる恐れがある。

まずは息子に注意事項を説明。

・ゆっくり歩くこと

・息を切らさず、深く呼吸をすること

・水をたくさん飲むこと

・気分が悪くなったり、頭が痛くなったら必ずすぐに教えること

歩けなくなると厄介なのでペース配分や水、呼吸に注意して慎重に登っていくことにする。

現在時刻は7時40分。ロープウェイ営業終了が16時15分なのでタイムリミットは8時間35分。コースタイムは5時間半だが、幼稚園児の足だと結構ギリギリ。
時間を見ながら歩き、間に合わなそうなら撤退という選択肢もありうる。


秋晴れの空。気温は10℃以上あり最高に気持ち良い。


初めは樹林帯の中を歩く。すでに標高2,100m以上あるので森林限界は近い。


歩き始めて10分ほどで7合目の行場山荘に着く。
中で食事ができるが、ここはスルー。

今日歩く黒沢口ルートはアップダウンが全く無く登り一辺倒のルートだ。
なので、標高差が1,000m近くあるとはいえ一度リズムを作ってしまえば楽に登りきることが出来る。

ところどころ紅葉している。そういえば、もうそんな時期だった。

9時00分 八合目の女人堂に到着。


標高2,500m。女人堂より先は世界が変わる。

森林限界だ。

山肌も少し紅葉している。

ピークは来週あたりかな?

気温も下がってきたので、あまり休憩は長く撮らずに先に進む。

登山道はゴロゴロとした岩が転がっていて歩きづらい。

目の前には九合目の石室山荘が見えているが、歩いても歩いても近づかない。
あっ、これ富士山と同じ現象だ。

火山らしい険しい岩肌がCool!

そして何気なく後ろを振り返ると・・・

Oh!さっきまで歩いてきた道が雲に包まれている。
これは・・・追いつかれる。

まぁ、急いで高山病になっても仕方ないし、ゆっくり行きましょう。

11時00分 9合目の石室山荘直下に来たので休憩。

息子はウィダーインゼリーでエネルギー補給。

登山開始からすでに3時間以上登り続けている。体力ついたなぁ。

石室山荘から少し上がると、二ノ池が姿を表す。


ニノ池は日本一高い場所にある池で、噴火前は綺麗なエメラルドグリーンをしていたが今は火山灰が流入し白く濁ってしまっている。

ここまで来れば、山頂は後少し。25分ほどだ。

しかし、山頂の遠さを見て息子の心が折れたのか、少し歩いたところで座り込んでしまった。

聞いてみると頭が痛いらしい。高山病だ。

ちょうどその時、どこからともなくサイレンが聞こえてきた。

11時52分 6年前に御嶽山が噴火した時刻だ。

噴火で亡くなった方たちに向けて黙祷を捧げるという内容の放送があったので、息子にもそれを説明して、1分間の黙祷を捧げた。

黙祷の後、「山頂まで少し頑張れないか」と聞いてみたところ

「頑張れる!」

と言って歩き出した。

おぉ!黙祷で気分が変わったのか元気を取り戻した!

・・・かのように思えたが、登り始めてすぐに号泣。

何が起こった!?

今度はお腹が痛いらしい。

取り敢えず携帯用トイレに大をさせてみることにした。
しかし大は出ず、代わりに小が出た。

すると急に腹痛が消えて元気を取り戻した。どういうこと?

まぁいいや、なんだか息子の体調もよろしく無いようなのでさっさと登って帰ろう。

12時15分 御嶽山登頂!

よくやった息子氏!
間違いなく過去イチ過酷な登山だったけど、よく耐えた。

山頂からはの眺めは格別で、疲れが吹き飛ぶ。

雲が多く、遠くの山々は見えなかったが、それでもすごい眺めだ。

6年前のことが嘘のように平穏だ。

時刻は12時23分。さて、帰りますか。

16時15分まで残り4時間を切っている。
標高を下げれば、息子の体調もすぐに戻るだろう。


予想通り下り始めるとすぐに元気になり、凄い勢いで下りていく。

息子は下りが得意ですごい速さで下りていく。

「気を付けろよ!ここ滑るっ・・・・!」と言いながら息子の目の前で激しくコケる。恥ずかしい。

15時28分 ロープウェイの駅に到着。

お疲れさまでした!

まとめ

前々から行きたいと思っていた御嶽山。やはり凄く良い山だった。御嶽山はいくつものルートが有り、見どころ満載の山だ。

ただ未就学児にはかなりハードな山で、自力登頂の難易度はかなり高い。あまりお薦めはできない。

息子にはキツイ思いをさせてしまったが、良い思い出になった思う。
実際、息子は翌日の幼稚園で先生や友達に御嶽山に登った話を自慢気に話していたらしい。

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