1ヶ月前から咳が止まらず「もうすぐ死ぬのかな?」なんて思いながら生きていますが、どうせなら死ぬ前に絶景を見に行こうという事で山頂からの眺望に定評がある「焼岳」へ行ってきました。
焼岳は日本百名山に選定されている北アルプスでは唯一の活火山。その特異な山容と頂上直下の噴気孔を間近で見られるダイナミックさからハイカーに人気の山である。
その山頂からは目の前に立ちはだかる穂高連峰をはじめ、北アルプスの名峰達を望むことができる。
まさに絶景が約束された場所なのである。
今回のルート
登山日:11月18日
コースタイム
焼岳登山口 08:50 →下堀沢出会 9:55 → 焼岳山頂 11:00 – 11:30 → 下堀沢出会 10:44 → 焼岳登山口 13:35
合計時間:4時間45分
合計距離:6.4km
累計標高差:790m
コースタイム
焼岳登山口 08:50 →下堀沢出会 9:55 → 焼岳山頂 11:00 – 11:30 → 下堀沢出会 10:44 → 焼岳登山口 13:35
合計時間:4時間45分
合計距離:6.4km
累計標高差:790m
今回は中の湯ルートを利用。
中の湯温泉の少し先にある駐車場の目の前が登山口になっていて、大変アクセスが良い。
駐車場からは穂高連峰と明神岳が見える。
活火山らしい看板だ。
噴火警戒レベル2になると即入山規制で登れなくなります。とのこと。
今年警戒レベルが1に下がった浅間山にもこういう看板が立ってるのかな?
そしてその先には・・・え?車・・・ですか?
皆が立ち止まって写真を撮っている。これ焼岳のランドマーク的なやつなの?
あ、空が広い!
坂は急だが、明るいおかげで気分良く登ることができる珍しい樹林帯だ。
道は一本道で迷う箇所はないので、何も気にせず安心して歩ける。
1時間ほど歩くと、今日のお目当てである焼岳がヒョッコリ見えてきた。
早く全容を見せておくれ!
ここからは歩けば歩くほど視界がひらける。
そして、目の前に焼岳が現れる!
左が南峰、右の山の奥が北峰。
南峰は現在立ち入り禁止になっている。
南峰は現在立ち入り禁止になっている。
焼岳の下部は笹の葉で緑になっている。なんとも不思議な景色だ。
この笹道を山頂に向けて登っていく。
背面を見ると堂々とした山容の「霞沢岳」が鎮座している。
調べてみるとコースタイムは10時間以上となかなかのツワモノ。今度日帰りしてみたいな。
霞沢酒の右側に目を移すと遠くまで見通すことができる。
ズーム!
南アルプスまで見えちゃってるよ!
さらに右の方へ目を移すと雪をかぶった乗鞍岳が見える。
おいおい!頂上まで登ってないのに景色すごすぎだろ。頂上行ったらどうなっちゃうんだよ!とニヤニヤしながら登っていく。
さて、そろそろ頂上が近づいてきました。
足元はゴロゴロとした岩が多くなってきて、火山っぽい雰囲気になってきた。
硫黄の匂いもどんどん強くなってくる。
硫黄の匂いもどんどん強くなってくる。
噴気孔の目の前に人が!あんなところ歩けるのか!凄い!
自然と歩くペースが上がる。
そしてとうとう南峰と北峰の鞍部に出ました。やっと向こう側が見えた~!
目の前にはドーーーーーン!
鞍部の向こう側には凍った火口湖の正賀池!
そして、奇岩の間からは笠ヶ岳が威容を覗かせる!
圧倒的スケール!
写真を撮る手が止まらないよ!
ここまで来れば頂上まで10分もかからない。
噴気孔の脇を通ると、とりわけ硫黄臭が強くなる。
風向きによっては煙をもろに食らう。
風向きによっては煙をもろに食らう。
意外なことにモクモクと静かに煙を噴出している。もっと激しいのかと思った。
そして11時ちょうど。焼岳山頂に到着。
眼前には北アルプスのパノラマが広がる。
どこを見ても絶景だ。
まず最初に飛び込んできたのは槍・穂高連峰。まさに壁!
そして上高地の梓川も綺麗に見える。
そして上高地の梓川も綺麗に見える。
温泉からは煙が上がっていて、ゴウゴウという音がここまで聞こえてくる。激しいな。
火山湖も上から見下ろすと迫力がすごい。
遠くの方には白山の優しい山容も見えている。
南アルプス方面も見てみよう。
先程は見えなかった北岳、間ノ岳、塩見岳が姿を表し、甲斐駒ケ岳は全容を見せてくれた。
こんな景色を見せられたら帰れないじゃないか・・・。
最高の景色を堪能し、後ろ髪を引かれながら下山を開始する。
本当は上高地方面に降りたかったけど、今日は車で来ているのでピストンです。
あ、景色に夢中になりすぎて昼飯を食べるの忘れてた。
南峰北峰鞍部でおにぎりを食べることにする。
南峰を見てみると良いアングルで人が立っていた。
帰りは樹林帯でゆっくり写真で遊びながら降りてきました。
やっぱり山で撮る写真は本当楽しい。
13時35分 あっという間に駐車場に到着。
最高の景色ありがとうございました!
まとめ
焼岳は見どころ満載で本当に良い山だった。
紅葉の時期はダケカンバやナナカマドが鮮やかに染まって凄くキレイだそうだ。
次回は紅葉を狙って、上高地方面に降りるのも良いかもしれない。
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