【八ヶ岳】梅雨空の天狗岳を歩く。苔むす樹林帯を堪能する旅

   

出発の前日、妻から「明日、ママ友が遊びに来るから山行っていいよ」と言われ、家を追い出される形で山に行くことになった。

急遽、天気予報を調べて行き先を考える。
全国的に天気が悪い中、八ヶ岳周辺は比較的良さそう。

ということでまだ行ったことない天狗岳へ向かうことにした。

天狗岳は南北に長い八ヶ岳の中のちょうど中間地点に存在する。
急峻で荒々しい南八ヶ岳と穏やかで緑豊かな北八ヶ岳、両方の顔を併せ持つ天狗岳は八ヶ岳の中でも人気の山の一つだ。

今回のルート

登山日:2019年6月22
コースタイム
唐沢鉱泉 08:00 → 第一展望台 09:27→ 第二展望台 09:52 →  天狗岳 10:26 → 東天狗 10:48 → 黒百合ヒュッテ 12:12 → 唐沢鉱泉 13:49
合計時間:5時間49
合計距離:7.8km
累計標高差:1,000m

今回は天候が不安定だったため、早い時間に展望台へ行ける反時計回りルートにする。

傾斜は逆周りの方が緩く、黒百合ヒュッテで休憩しながら登る事ができる。
ただ、黒百合ヒュッテから先は岩稜帯なので、そこを登るのは結構辛いかな。

登山開始!

全然山に行く予定がなかったので寝るのが遅れ、0時に就寝し、4時起き。
久しぶりに睡眠不足での出発だ。

朝7時50分、登山口である唐沢鉱泉に到着。


予報通り晴れた!
天気には全然期待しないで来たので、これは嬉しい。

駐車場は比較的広いのだが、関東で天気が良いエリアがこのあたりだけなので、かなりの混み具合。

何とか駐車スペースを見つけて、準備を始める。

今回は3日前に購入した登山靴「La sportiva TRANGO ALP EVO GTX」の試し履きも兼ねている。

足を入れると、違和感なくスルッと足が入る。
初めて履いたとは思えない物凄いフィット感だ。

色々と最新機能が搭載されていて、どれほどある着心地が違うのか楽しみ。

8時ジャスト。クライムオン!

唐沢鉱泉少し先にある、しゃくなげ橋が西尾根登山口。

ここに入ると一気に八ヶ岳特有の苔むした登山道になる。

八ヶ岳の樹林帯は本当に綺麗だ。
屋久島に匹敵するレベルだと思う。


辺りはシラビソの木々が立ち並び、美しい樹林帯を堪能しながら進んでいく。
八ヶ岳の樹林帯が一番好きかも。


光に照らされた濃い緑は、太陽の光を受けてキラキラ輝いていたが歩き始めてから1時間。
辺りが暗くなってきた。怪しい雲行き。


森林限界を超えると、真っ白な景色が飛び込んできた!

あらら・・・もうすぐで展望台だったのに。
思ったより天気が崩れるの早かったなぁ。


視界0の第一展望台をそのまま通り過ぎて、第二展望台に期待する。

あ、ちなみにおニューの登山靴は靴ズレもなく履き心地良好。
滑りそうな場所でもグリップ力を発揮し、安定感がある。今までのツルツル登山靴とは一味違う。

これだったら重い荷物を持って、縦走をしても大丈夫な気がする。

第一展望台から10分ほど歩くと、辺りが明るくなってきた気がする。
上を見上げると・・・

おおっ!
これはもしかして?


来たっ!突然来たぞ!もう少しで天狗岳全容が見える!
といってもここが限界。

ギリギリ近くにある硫黄岳が見える。赤岳、阿弥陀岳は見える気配なし!


そしてすぐに雲の中。

天狗岳直下は岩稜帯で、大きな岩がゴロゴロしている。
段差が大きく、手を使って登るような場所もあるが、普段ボルダリングで鍛えているのでスルスル登れる。

本物の岩はボルダリングジムのホールドよりも、断然持ちやすい。


10時26分、天狗岳山頂到着!

2時間半で山頂に立ててしまうのは、お手軽でいいね。


相変わらず真っ白けだが、雲の動きが早いので少し待ってみることにする。

すると、一瞬だけ雲が切れる。


東天狗岳が姿を表した!ナイスタイミング!
ここは晴れていたら最高に綺麗なんだろうなー。

さっきまで見えていた近くの硫黄岳も雲で隠れてしまったし、雨も降ってきそうなのでとっとと東天狗岳まで行って下山しましょ。

東天狗岳までは15分ほど。


白いなぁ~。今日はもう晴れる気配がない。


東天狗岳の頂上へ着くと、状況は悪化。
いつ雨が降り出してもおかしくない。

東天狗から黒百合ヒュッテまでは岩稜帯を1時間。雨が降らない事だけを祈る。

雨が降るのは樹林帯に入ってからお願いします。

薄っすらと見える大岩が何となく天狗に見えるのは気のせいかな?

結構な急坂だが、おニューの靴なので安心感がある。
しかし足首が締まりすぎて痛い。

少し我慢して歩いたが、かなり痛みが強くなってきたので堪らず足首周りの靴紐を緩める。
歩いては靴紐を調整するという作業を何度かすると、ちょうど良い感じの締め具合が分かった。

これは次第に慣れてくるでしょう。

東天狗から黒百合ヒュッテまでの間の大部分はこのような岩の道。
天狗の奥庭というらしい。

岩と岩の間をぴょんぴょん飛びながら進んでいく。まるで天狗のように。

こういう道は嫌いじゃない。バランス力も付くし、楽しみながら歩ける。

すりばち池に到着。ここまで来ると、黒百合ヒュッテは目と鼻の先。

この池は天気が良いと水面に天狗岳が映るらしい。


なんとか雨に振られることなく黒百合ヒュッテに到着。

黒百合ヒュッテには比較的広いテント場もあり、とても快適そうだ。

設営料金は1,000円!

少し休憩して、樹林帯に突入。

よし!もういつでも雨降ってもいいぞ!


黒百合ヒュッテから先の樹林帯はとてもよく整備されていて、非常に歩きやすい。

そしてやっぱり、樹林帯がキレイ。本当に癒やされる。


いつもは下りの樹林帯はそんなに楽しくないんだけど、八ヶ岳の下りはルンルン気分で歩けるわけですよ。

八ヶ岳最高!


あれ?先程の心の声が聞こえたのか、急に雨が振り始めた。

ただ、森の木の傘に助けられ、そこまで濡れずに歩ける。


ゆっくりと苔の写真を撮りながら、気持ち良く下山。

あぁ、八ヶ岳登山が終わってしまう!


唐沢鉱泉少し手前には源泉があり、緑と青のコントラストが美しい。

温泉の源泉だし、暖かいのかな?とちょっと触ってみたけど冷たかった。

13時49分、唐沢鉱泉到着。

曇りだったけれど、充実の天狗岳登山これにて終了。

おニューの登山靴は程よく足に馴染み、今後の登山を快適にしてくれそうだ。
次はどこの山に行こうかな?

まとめ

毎回八ヶ岳に来るたびに思うが、本当に変化があって楽しい山だ。

今回歩いたルートは綺麗な樹林帯から始まり、山頂直下の岩登り、天狗の奥庭、すりばち池。そして、最後に癒やしの苔の森。全く飽きることがない。

癒しの森と荒々しい岩場。色々な顔を見せてくれる天狗岳。
所要時間も適度で初心者にもオススメの山だ。

 

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