【親子登山】急な梯子と鎖場の連続!石裂山日帰り登山

登山

4月最後の登山に息子と友人Sの3人で石裂山(おざくさん)に行ってきました。
尾鑿山とも記されるが、どちらにせよ「おざくさん」とは読めない。かなりの難読山だ。

石裂山は栃木県鹿沼市にある標高879.4mの山で関東百名山、新・花の百名山に選定されている名峰である。

この山の特徴は怒涛のハシゴと鎖場のラッシュを味わえること。
アスレチックのような山が好きな人にはたまらない山だ。

今回のルート

登山日:2021年4月25日
コースタイム
加蘇山神社 09:54 → 石裂山 12:08 – 12:19 → 月山 12:40 – 12:50 → 加蘇山神社 14:21
合計時間:4時間26
合計距離:4.7km
累計標高差:712m

加蘇山神社から石裂山~月山と回遊するコース。
途中に長いハシゴや鎖場があり、変化に富んでいて楽しい。
鎖場や鎖の高度が少しあるので、高所恐怖症の人や小さい子供には怖いかもしれないです。

登山口へ

登山口は一般的に加蘇山神社から登る人が多い。
今回は加蘇山神社まで車で目指したが、石裂山を挟んで反対側に蘇山神社という非常に紛らわしい名前の神社がある。
一応、ここにも登山口はあるらしいが破線ルートで危険なので登る人は殆どいないとのこと。

カーナビで「かそやまじんじゃ」と検索すると、反対側にある賀蘇山神社が出てきてしまい間違えてしまった。
山を回るようにして加蘇山神社まで行くので約40分ほどロス。完全にやられた。

今回は加蘇山神社の石裂山荘前に駐車しました。
トイレがあるのでで済ませておきましょう。

登山口方面に10分歩いたところに石裂山無料駐車場があり、そちらのほうが登山口に近いので停めるならそちらの方がおすすめ。

登山開始!

駐車場に石裂山回遊登山コースという看板があるので、今日はこのルートで歩いてみる。
看板を見ると、鎖、ハシゴ、岩場という文字が書いてある。なかなか面白そうなコースだ。

まずは石裂山を目指します。

加蘇山神社の横を抜けて登山道へ向かいます。

初めは沢沿いを歩いていきます。新緑と沢の水の音が気持ちが良い登山道。

休憩所を通り過ぎる。
すぐに石裂山と月山への分岐があるので石裂山方面へ進む。

千本桂と呼ばれる巨大な桂の木が現れた!
「源氏物語」が完成した1,000年前頃からある木だそうです。パワーを感じる。

千本桂の先は急に雰囲気が変わって岩々しくなってきました。

早速、岩登りが始まる。ここはまだ序盤。

出た!ハシゴと鎖の連続技!

結構急斜面で長い。ここを登りきると次の鎖が待ち受けている。

登りごたえがある鎖場だなぁ。この前行った奥久慈男体山より難易度が高いかもしれない。
息子は臆することなくヒョイヒョイと登っていく。

この長い鎖場を登りきると、石裂岩という看板が立っていて長いハシゴが見える

ハシゴを登ったの先にあるのが、奥ノ宮です。

岩からは水が滴り、中に鳥居と祠があります。神秘的な雰囲気が漂っている。
ここが岩裂山という名前の元になった場所かな。

行き止まりになっているので、登ってきたハシゴを降りて先に進みます。
ハシゴを降りている途中、雨が降ってきました。鎖場と雨は最悪の組み合わせだ。

鎖場以外も急な斜面が続く。木の根を掴んで登っていく。

幸い木の葉が雨を遮ってくれて、ほとんど雨に濡れずに歩くことが出来た。
むしろ雨音が心地よいBGMになってくれた。

石裂山の手前にキレットがあり、長いハシゴがかかっている。
高度感がある。

下から見上げるとこんな感じ。ここが鎖場だったらもっと楽しいかも。

展望台という看板があったので行ってみると、こんな感じ。
木々が邪魔してよく見えない・・・。奥に見えるのは高原山です。

目の前には石裂山。いつの間にかこんなに近くまで来ていた!

え!?こんなに近いのにまだ下るの?って思うくらい山頂直前まで下ります。

そして壁のような登り返し。凄いアクティブなコースだな!

12時8分 石裂山に到着。
山頂は狭く、眺望が少しあります。

白く雪をかぶっているのが日光白根山で、その右手前が男体山。

山頂で少しエネルギーを補充して月山を目指します。

月山までは400m。20分ほどの道のり。

月山までは少し岩場はあるけれど、今までと比べると平和です。

所々、ヤシオツツジが咲いていたが鎖場に夢中で全然見てなかった。

鳥居が見えたら月山山頂に到着。
こちらもそこまで眺望は良くないけど、石裂山よりは広いのでゆっくり休めます。

あとは駐車場まで戻るだけ。足場が悪いので慎重に降りていく。

もちろん鎖場もあります。

急斜面なので凄い勢いで高度が下がっていく。

あっという間に最初に歩いて沢沿いの道に帰ってきました。
ゆっくり慎重に降りても1時間くらい。

沢沿いの水たまりにはおたまじゃくしがウジャウジャ。
息子が持って帰りたいと言ったが、丁重にお断り。

はい!お疲れさまでした!

まとめ

コース自体は短いけれど、岩場あり、鎖あり、ハシゴありで変化に富んだ楽しいコースでした。

4月中旬から下旬にかけて、ハルトラノオカタクリの花も見られるので余裕があれば探してみてはいかがでしょうか。私は全然余裕ありませんでした!

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