前から「富士山に登りたい!」と言っていた息子が小学生になったので、今年はついに富士山に登ろうと思います。
富士登山で重要なのがルート選びです。
大人でも登るのが大変な富士山。子供と一緒に登るとなると無計画では登頂できなさそう。
そこで、どのルートを歩けば楽に安全に登れるか調べてみました。
富士山のルートについて
富士山には大きく分けて5つのルートがあります。
吉田ルート・須走ルート・御殿場ルート・富士宮ルート・プリンスルートです。
吉田ルート | 須走ルート | 御殿場ルート | 富士宮ルート | プリンスルート | |
---|---|---|---|---|---|
標高差 | 1,471m | 1,806m | 2,336m | 1,396m | 1,396m |
片道距離 | 7.1km | 7.2km | 10km | 4.1km | 6.1km |
登り時間 | 6時間50分 | 7時間40分 | 8時間50分 | 5時間35分 | 6時間30分 |
下り時間 | 4時間00分 | 3時間50分 | 3時間50分 | 3時間20分 | 3時間20分 |
吉田ルートの特徴
山小屋などの設備が整っていて、富士登山者の半数以上が選ぶ人気ルート。
そのため最も混雑するルートであり、渋滞した時に自分のペースで歩くことが出来ない。
須走ルートの特徴
前半は樹林帯を歩くことが出来る。比較的岩場が少なく歩きやすい。樹林帯を越えればどこからでもご来光が見られる。ただ、剣ヶ峰までの標高差が1,800m以上あり初心者向きではない。
御殿場ルートの特徴
標高差が2,300mと最も過酷なルート。山小屋も少なく健脚者向けコース。間違っても登山初心者は選んではいけない。
富士宮ルートの特徴
最も標高の高い位置から登山を開始できるため最短距離で頂上へ行ける。しかし、急激に標高が上がってしまうので高山病対策が必須。
プリンスルート
富士宮口から登り、宝永山を経由し御殿場ルートを登ります。宝永火口を眺めながら、御殿場ルートの静かな登山を楽しめます。
今回選んだルート
今回は楽に登れて混雑しないルートを選んでみました。
スタートは富士宮口新五合目です。
ここで高山病対策のため2時間前後高度順応をします。
登山開始は11時過ぎを予定しています。
途中で御殿場ルート方面へ抜け、富士山七合目辺りにあるわらじ館に宿泊します。
富士宮ルートから御殿場ルートへ行く道には立入禁止の看板があるけど通れるとのこと。
ご来光渋滞を避けるため、あえて御殿場ルートにある山小屋を選びました。
そして、帰りは金剛杖に焼印をしてもらうため、登りで通過しなかった富士宮ルートの8・9合目の山小屋に寄ってから、プリンスルートに入り宝永山に寄って富士宮口新五合目へ戻るというルートです。
まとめ
人気の吉田口ルートと富士宮ルートに隠れて目立たないプリンスルートをうまく使うと混雑を避けて楽に登ることが出来ます。
ぜひ参考にしてみてください。
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