フルマラソンを走ってからわずか4日しか経っていませんが、安易に登山仲間と予定を入れてしまったので頑張って登山に行ってきました。
今回は南高尾セブンサミッツ。高尾山の南側にある大洞山(おおぼらやま)、金毘羅山(こんぴらやま)、中沢山(なかざわやま)、入沢山(いりさわやま)、泰光寺山(たいこうじさん)、榎窪山(えのくぼやま)、草戸山(くさとやま)の7つのピークを巡る縦走路です。
高尾山周辺の登山道に比べて人が少なく、トレイルランナーにも人気のエリア。適度なアップダウンがあり、距離は約17kmほど。静かな自然の中での縦走を楽しめるルートだ。
今回のコース
コースについて
高尾山口駅 7:31 → 高尾山 8:45 → 大洞山 10:16 → 金比羅山 10:31 – 11:02 → 中沢山 11:12 →
入沢山 11:38 → 泰光寺山 12:11 → 榎窪山 12:38 → 草戸山 13:01 – 13:42 → 高尾山口駅 15:00
登山日:2025年03月20日
合計時間 :7時間29分
合計距離:17.6km
累計標高差:1,199m
出発!
天気は晴れ、空気が澄んでいて気持ちいい。
昨日雪が降ったので、登山道の状況がちょっと気になる。
大掃除でハイカットの靴を捨ててしまったため、トレランシューズで参加。
靴下までビチャビチャになることを覚悟して行く。
念の為、軽アイゼンや着替え、替えの靴を持ってきたが使わないことを祈る。
まずは6号路で高尾山へ。
早朝の高尾山は観光客は少なく、比較的静かに歩けて良いですね。
心配していた鼠径部の痛みはなく、順調に登れた。ただ、止まってしまうと歩き始めが少し痛い。
8時45分、高尾山山頂(標高599m)に到着。雪が結構残ってて、所々アイスバーンになってるところもあるが、軽アイゼンを使うほどではないので慎重に足を運びながら、南高尾山稜へ向かう。
ここから南高尾セブンサミッツの本番スタート!
まずは城山方面へ進みます。
このあたりが一番雪が多く、日向はグチャグチャ、日陰はカチカチである。
でも、思ったよりも積雪は少なかった印象。完全に溶け切っている場所もありました。
9時16分、大洞山(標高475m)に到着。大洞山山頂の眺望はそこまで良くない。看板には、今回歩く道の説明が書かれている。
このあたりは「関東ふれあいの道」に指定されていて、今歩いてきた道は「湖の道」の一部らしい。
ここから等間隔で残り6つの山が配置されてます。
小さなアップダウンはあるが長い登りはない。高尾山を起点に徐々に標高を下げながら7つの山頂を通っていく。つまり高尾山登山が今日の難所でした。
15分ほどで金毘羅山到着!ベンチが少しだけ乾いていたので少しここで30分ほど今日初めての休憩をとる。
30分も休憩すると体が冷える。厚着して歩き始める。
次の中沢山は10分ちょっとのすぐ隣。
少し道を外れているので看板を見逃さないように注意!
短いが急坂を登ればすぐに頂上だ。
中沢山と入沢山の途中にこの縦走路唯一の開けた景色が見える場所がある。
眼の前には丹沢山塊が見えます。昨日の雪で真っ白。ベンチがあり、この景色をゆっくり見ながら休憩ができますよ!
ここを過ぎればすぐに入沢山。
入沢山もルートから少し外れるので見逃さないように注意が必要だ。
11時38分 入沢山到着。まだ午前中ということに驚く。
天空レストランと書かれているが、レストランらしきものはない。
ベンチとテーブルがあって、高尾山方面の眺望を眺めながら食事ができるのであります。
ここから見ると結構歩いてきたなぁと感慨深い。
2~3グループでいっぱいになってしまうくらいの小さなダイニングだ。
10分ほど歩くと西山の龍が姿を見せる。
2020年の台風で倒れかかった木が、2021年の地震で更に倒れ危険だったので切り倒し、その木を伊藤さんという方が彫ったそうです。すごい。
もともとはテーブルになる予定だったらしい。
5番目の山 泰光寺山に到着。
相変わらず眺望はなく、危うく見逃してしまうほど地味な山頂です。
泰光寺山の先には休憩所があり、先程の西山の龍を彫った方の作品がここにもありました。
今までで一番地味な榎窪山の山頂。気をつけないと通り過ぎます。
13時3分 ついに最後のピーク草戸山へ!
草戸山の山頂は開けて広々としている。天気が良ければ新宿副都心やスカイツリーが見えるナイスな山頂だ。
ここでたっぷり2回目の休憩40分。
あとは高尾山口まで樹林帯を歩き続けます。
民家の隙間から高尾山駅前に出られます。こんなところに登山口があったとは。
15時00分、高尾山口駅(標高192m)にゴール!マラソン後の脚にはちょっとキツかったけど、無事に完走。静かで気持ちいいトレイルと雪景色を堪能できて、大満足の山行になりました!
まとめ
前日に雪が降った影響で、高尾山頂から大洞山までは滑りやすい場所もあり注意が必要でした。
雪の丹沢を望めるスポットや、「西山の龍」の彫刻、草戸山からの展望など見どころもたくさんありました。良いルートでした。
約7時間半・17.6kmという長めのコースでしたが、マラソン後の脚でもなんとか踏破できて安心した。
次はトレランで逆ルートを走っても面白いかもしれない。
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