【丹沢】過酷!大倉~三ノ塔トレーニング日帰り登山

登山

今日は14時から初めての保護者会&PTA係決めという超重要イベントがあります。
14時だったら近場の山登って帰ってこられるでしょ!と軽い気持ちで山にでかけたら酷い目に合いました。

登った山は神奈川県の丹沢山塊にある三ノ塔(1,205m)。
山頂からは丹沢の山々や富士山、相模湾が一望できる好展望地である。

通常はヤビツ峠から登ってくる人が多く、今回私が歩いた三ノ塔尾根は樹林帯が長く人気がなさそう。

そして今回、大倉からのコースタイムを調べずに行ってしまった為、非常に過酷な登山となってしまったのであります。

今回のルート

登山日:2021年4月15日
コースタイム
大倉バス停 07:36 → 三ノ塔 09:16 – 9:24 → 鳥尾山荘 09:40 → 新芽山荘 10:25 → 大倉バス停 11:06

合計時間:3時間30
合計距離:12.0km
累計標高差:1,250m

大倉バス停から三ノ塔尾根を使って三ノ塔へ。
鳥尾山から戸川林道を使って下山します。

大倉バス停へ

JR小田急線の渋沢駅に6時58分に到着。
実は寝坊して始発に乗り遅れてしまいました。

渋沢駅北口から大倉へ向かうバスも1本遅れてしまい、大倉に到着したのは予定を30分遅れて7時31分に到着。

14時から保護者会に出なければならないので、遅くとも11時17分大倉発のバスに乗らなければ遅刻するという強制タイムアタック登山になってしまいました。

今回最大の失敗はコースタイムを調べないで三ノ塔に登ったこと。
塔ノ岳より標高低いし、前回登った塔ノ岳よりも早く帰ってこられるでしょ!と甘く見てました。

11時17分のバスに乗るには3時間47分しかない。でも、実際のコースタイムは6時間55分もありました。
ほぼ半分のコースタイムで歩かないと間に合わないのに気づかずに出発してしまいました。

無計画過ぎる。

三ノ塔へ

風の吊り橋を渡って登山口に向かいます。
この時点では気楽なものです。ゆっくりと写真を撮ったりしながら橋を渡ります。

戸川公園の中を抜けて行く。

20分弱舗装された道を歩くと分岐があった。
林道経由と登山道経由。登山をしに来たので登山道経由を選びます。

最初の方は緩い登りが続きます。

登山道経由と言ってもほぼ林道経由コースと並走していて、何度も林道経由コースと交わる。

隣に見える林道を見ながら歩いていると、わざわざ歩きにくい道を選んで歩いているみたいで精神的に堪える。


このコース唯一のランドーマーク「鉄塔」です。
特に何があるわけでもないのでそのまま下を通り抜けます。


また林道との並走です。

精神的にキツイので1つ実験をしてみました。
125BPMのテンポの曲を聞きながら、斜度は関係なく同じリズムで歩いていくのです。

平地~軽い斜度ならこのペースがちょうど良くて気持ちよく歩けます。
おお!これは凄い良いペースで歩けるし、楽しいぞ!


しかし三ノ塔まで後1kmというところで急に傾斜が強くなります。

階段になっているところは鬼のような負荷がかかってしまい、まるで拷問。
無理して登っていると息が続かなくなり吐きそうに。

ギブアップ・・・。

検証結果:自分の中で快適なテンポを見つけ意識することでペースを維持することができるので、テンポを意識することは重要。しかし、傾斜によって負荷が上がった場合は、テンポを押さえて軽傾斜と同等の負荷を維持することで体力を維持することが有用。

新しい発見が出来てよかった。

実験のおかげで激しく体力を消耗し、ゼーハーゼーハー言いながら最後の階段を登り切る。


9時16分 三ノ塔に到着!

今まで樹林帯でほとんど見えなかった眺望が開けて、一気に開放される。
ギャップが凄い。

これから行く鳥尾山から塔ノ岳に続く稜線や大倉尾根、小丸尾根がきれいに見えます。
塔ノ岳山頂は雲の中かな?


この前息子と行った大山(1,252m)と相模湾。すっごい気持ち良いよ!

ヤビツ峠に降りる事も考えたが、平日はバスが1日2本しかないため却下。

当初の予定通り鳥尾山に行くことにする。


丹沢名物の木道を歩く。やっぱり丹沢のメイン登山道は整備が行き届いている。


塔ノ岳までの見事な縦走路。
都内から気軽に来られる場所にこんな山域があるなんて感動的である。

途中少しだけ鎖場っぽい場所があるけど、そんなに危ない感じはしない。


9時39分 鳥尾山荘に到着。

えーと、バスが11時17分だから後1時間38分・・・あれ?時間なくない?
地図でコースタイムみると2時間10分あるんですけど。

ちょっと待って!早く降りなきゃ。

ここでやっと時間がないことに気付いたのでした。

行者ヶ岳には行かず、帰り道は破線ルートを使い新芽山荘へ。


破線ルートなので道がかなり荒れています。


昔はちゃんと整備されていたっぽいのだが、今は政次郎尾根がメインルートになっているため使われておらず、朽ち果てた木道や階段の残骸があり非常に歩きづらい。

10時26分 なんとか新芽山荘に到着。

ここからは最後まで4kmの林道です。
時間がないので走る!

大倉尾根の入り口にも立っていた豪華な看板。ここにもあったんだ!


風の吊橋が見えてきた。間に合った!

11時06分 大倉バス停到着。

疲れた~。

まとめ

大倉尾根から三ノ塔に登る三ノ塔尾根は殆どが林道と並走する単調な樹林帯であり、面白みにかけるので出来ればヤビツ峠から登ることをオススメします。

ただ、人が少なくて静かな山歩きをしたい方には非常に良いルートです。
今回三ノ塔尾根で出会った人は0人で、三ノ塔の頂上でヤビツ峠から来た2人組を見かけました。

三ノ塔から先のトレイルは展望がよく、ヤビツ峠~塔ノ岳のルートは気持ちよく歩けそうです。

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