2011年2月25日
ルート:川乗橋バス停~川苔山~本仁田山~奥多摩駅
コースタイム:6時間
今日は東京の気温が20度になると言うことで、山に行ってきました。やっと山の季節ですかね。
今日は川苔山(かわのりやま)です。
途中で百尋の滝が見られる自然いっぱいの人気コースだ。
このコースは冬期は危険度満点です。雪の積もった細い道が崖沿いにずっと続いているので、足が滑ったらTHE END。余裕で死ねます。アイゼンがなかったらヤバかった。
まずは奥多摩駅からバスで川乗橋まで。
細倉橋というところが登山口です。
ここからは沢沿いの登山道となり、いくつもの橋を渡っていきます。
で、滝まで1時間半ほど歩く。途中で架かってる橋とか下がスケスケだし半端無く高いし怖すぎる。
滝手前で足を滑らす。手を切って流血。メッチャ痛い。久しぶりに結構な怪我した。
でも、滝は凄かった。怪我した甲斐があった。
ここから本番でした。かなり良い感じの坂が更に1時間半続きます。黙々と登る。
ヒーヒー言いつつ川苔山登頂。
大ダワ方面へ下っていくと・・・・
「・・・ぃ・・・・・・ヵ。」
ん?
「だ・・い・せ・・んか~!」
立ち止まる
「だれかいませんかー!!」
もしかして・・。どっかで迷ってる?
そのまま無視していこうと思ったけど、可哀想だからこっちも叫び返す。
そしたら雪が積もった沢の上の方に人影が!凄い所から出てきた。
道があることを告げると転がるように降りてくる。深雪の中を彷徨っていたらしく全身ビチャビチャで大分ヤバそうでした。
川苔山頂上付近から道を外れて2時間以上彷徨っていたそうです。時刻は14時過ぎていたので、これ以上彷徨ってたら夜になる。危ない!
その後はその人と本仁田山経由で下山。この本仁田山までの道が死ぬほど険しい。この日最高に厳しい登りでした。
そのまま新宿まで遭難者と話しながら帰ってきました。
この時期の山での遭難は死にますのでしないようにしましょう。
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