鴨沢から日帰りで雲取山

登山

2011年7月22日
ルート:鴨沢~雲取山 ピストン
コースタイム:7時間40分

東京で一番高い山は、ご存じ「雲取山」です。
前から登ってみたいと思っていたけれど、コースタイム片道5時間とか書いてあるし、
みんなの日記を見ると泊まりで行ってるし無理だと思ってたんです。

でも、よくよく調べると頑張れば日帰り出来るらしいことが分かり、早速行ってきました。

今回はトレーニングの為、4リットルの水を持っていきました。重量感抜群です。

色々なルートがあるのですが今回は日帰り向きの鴨沢から行くルート。
雲取山登山口までの行き方は

電車で奥多摩まで2時間半くらい
バスで奥多摩から鴨沢まで40分くらい

遠すぎ・・・。

始発で行っても鴨沢着くのが9時15分でした。

鴨沢-奥多摩間のバスが1日8本しか出ていなく、17:06に乗り遅れると次は19:08なのである。
真っ暗な中一人でバスを待つという非常に恐ろしいことになります。

タイムリミットは7時間51分。

時間がないのですぐに出発!

歩いていると、「雲取山山頂まで6時間」とか書いてある。無理じゃないですか・・・。
まぁ、頑張れば4時間くらいで登れるだろう。

急いで登っている途中、オジサンに話しかけられた。

オジサン「日帰りですか」
私「はい。帰ってこれますかねぇ」
オジサン「山はねぇ。駄目だと思ったら引き返せば良いんだよ。それは自分の判断だ」

と格好良さ気なことを言われた。

とは言うものの、途中で引き返すなんて悔しいじゃないですか。「絶対頂上行くぞ!」と気合い入れて歩いてると

変なでかい虫がしつこくブンブンブンブン私の周りを回ってくる。凄まじくうるさいし、凄まじくうざったい。

こいつの正体はアブである。長時間ブンブンまとわりつかれると、いつも穏和な私も流石に苛つく。

スティックを振り回して抵抗するが、全然当たらず体力を奪われる。これではアブトレーニングです。途中から諦めてアブと一緒に登山です。不本意です。

そんなこんなで結局4時間で頂上に着きました。 IMGP1790
頂上の眺めは素晴らしく、パノラマ大絶景。IMGP1804
霞で南アルプスは見られなかったけどそれでも素晴らしい。

素晴らしい眺めの中で昼食を取り、写真を撮り、時間がないのですぐに下山。
残り時間は後4時間切ってます。

しかし、急いで下っていた為、大きな間違えを犯してしまいました。
ルートを誤って、雲取山荘への巻き道へ行ってしまったのです。
なんと片道30分。往復1時間のロス!精神的にも時間的にもかなりきつい!

半分諦めつつ、大半を走って下った結果・・・10分前にバス停に到着。ま、間に合った・・・。

今回は時間が無く、かなり焦って歩いた為、写真がほとんど撮れず。本当に残念です。チクショー!

 

雲取山が載っている地図

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