今日は今回の旅行のメイン、利尻山登山。
利尻山は標高1,721m。
標高だけ見るとそこまで高くないけど、登山口が約200mなので標高差は1,500m以上。
コースタイムは約10〜11時間とのこと。
しかも下山後はテントを撤収して、島の西側にある沓形まで移動する予定。
今日も長い一日になりそうです。
今回のルート
コースについて
利尻北麓野営場 3:46 → 長官山 5:57 → 利尻山北峰 7:32-8:00 → 長官山 9:01 → 大ポン山 11:26 -11 35 → 利尻北麓野営場
登山日:2026年08月21日
合計時間 :8時間22分
合計距離:14.5km
累計標高差:1,607m
距離約14.4km、累積標高差約1,750mと歩きごたえはあるものの、変化のある景色を楽しめるルートでした。
出発!
3時起床。
軽く朝食を食べて準備をして、3時15分にキャンプ場「ゆ〜に」を出発!
登山口のある利尻北麓野営場までは、昨日借りた電動自転車のBESV PSA1で向かう。
当然、外は真っ暗。
そして登山口へ向かっている途中でアクシデント発生。
自転車のライトの電池が切れた。
この自転車、バッテリーでライトが付いているのではなく、電池を使ってるらしい。
真っ暗なんですけど・・・。
幸い登山用のヘッドライトを持っていたので、それを点けて何とか進む。
ヘッドライトがなかったら結構困ったと思う。
利尻北麓野営場に到着。
自転車を置いて、トイレにも行って、準備完了。
3時46分登山開始!
今度は本来の用途でヘッドライトを使用。
暗い登山道を明かりを頼りに進んでいく。
利尻山登山開始!
登り始めて少しすると甘露泉水。
利尻山の美味しい湧き水らしい。
ここで水を補給できるのですが、そんなことを知らなかった私は昨日セイコーマートで2Lも水を購入済み。
そして、その水を全部背負ってきている。重い・・・。
ここで汲めばよかったじゃん。
帰りに飲んでみることにして、そのまま通過。
序盤は緩い勾配の樹林帯。
まだ真っ暗なのでヘッドライトの明かりを頼りに淡々と登る。
4時30分くらいになると、かなり空が明るくなってきた。
もうヘッドライトは必要なし。
早朝登山は、この暗闇から徐々に明るくなっていく感じが良いですね。
5合目を過ぎたあたりから眺望も開けてくる。
眼下には鴛泊の町が見えます。
さっきまで樹林帯だったので、一気に景色が変わった。
6合目で一人の男性を抜く。
そのまま先へ進み、第二見晴台で休憩。
日が上がってきてあたりが明るくなってきた。ちょっと雲が出てたので心配。
すると先ほど6合目で抜いた男性が追いついてきたので、ここで少し話をする。
新潟在住の59歳。今回の利尻山が、日本百名山99座目!
2日後に幌尻岳へ登り、そこで日本百名山達成予定とのこと。
新潟から北海道までは車で来て、車中泊をしながら山を巡っているらしい。
基本的に山への移動は車。
登山歴は10年くらいとのことでしたが、山岳会にも入っていて、冬山、ロープクライミング、沢登りまでやっている。
10年とは思えない。
めちゃくちゃ山やってる人でした。
ここからは、この方と一緒に登ることに。
上にも雲。
下にも雲。
せっかく利尻山まで来たので、できれば山頂からの景色は見たい。
そんなことを考えながら、二人で話しつつ登っていく。
すると8合目あたりから少しずつ雲がなくなってきた。
標高が上がるにつれて気温もどんどん低下。
山頂付近まで来ると風がかなり冷たい。
というか寒い!麓とは全然違う。
そして7時32分。
利尻山山頂到着!
しかし雲が多い!
残念ながら着いた時点では周りの景色があまり見えない。
せっかくなので急いで下りず、山頂でゆっくりすることに。
一緒に登ってきた方と話しながら30分くらい休憩。
すると少しずつ雲が流れて、景色が見えるようになってきた。
おお!
待ってて良かった!
利尻島まで来て、利尻山の山頂まで登って、最後にちゃんと景色を見ることができました。
下山開始
山頂を満喫したところで下山開始。
礼文島がかなりよく見える。
今回の旅行では時間の関係で礼文島へ行くのを諦めたけど、こうやって上から見てしまうとやっぱり行きたくなる。
次は礼文島にも行ってみたい。
8合目辺りで後ろを振り返ると、利尻山山頂はすでに雲の中。危機一髪。
今回の利尻山は往復14km以上。
でも今回は全然長く感じませんでした。
おじさんとずっと話をしていたからでしょう。
百名山の話をしたり、北海道の山の話をしたり、山岳会の話を聞いたり。
一人で黙々と歩く登山も好きだけど、人と話しながら歩くのも楽しいものです。
しかも今回はまだ余力があったので、下山途中でポン山にも寄り道。
飛行場と利尻がよく見える。全然期待してなかったが、思った以上に良い眺望。
帰りに朝に通過した甘露泉水を飲んでみる。
12時06分、利尻北麓野営場に到着!
冷たくてうまい!北海道の水は飲めないところが多いのだが、ここの水は安全らしい。
たくさん汲んで帰ります。
登山口でおじさんと別れて、置いておいたBESV PSA1に乗って、ゆ〜にへ戻る。
帰りは約2.5kmの坂下り。気持ちよすぎる・・・。
汗で濡れた服が一気に乾いた。
沓形へ
ゆ〜にへ戻って少し休憩したら、テント撤収。
今日はここには泊まりません。
残り2泊は島の西側にある沓形岬公園キャンプ場。
テント、寝袋、着替え、登山道具を60Lザックに全部詰め込む。
朝3時から利尻山を8時間以上歩いて、そのあと60Lザックを背負って15km自転車移動。
なかなかハードな計画だ。
でも電動だから大丈夫でしょう!
13時頃、沓形方面へ出発。
途中で楽しみにしていたミルピス商店へ。

お店にはおばあちゃんがいて、なにも頼んでないのにミルピスを出してくれました。
おばあちゃんが開発したらしい。
うまい!
サッパリしていて、登山後の体にちょうどいい。
利尻島でしか売っていないのが惜しいくらい美味しい。
おばあちゃんと話をしていて、
「今日、利尻山に登ってきた」
と伝えると、サービスでもう一つ飲み物を出してくれました。
緑色の怪しい液体。匂いを嗅いでみると、かなりニンニク。ちょっとヤバそう。
行者にんにくジュース。なんだそれ。初めて聞きました。
恐る恐る飲んでみる。
甘い。そして普通に美味しい。
ニンニクの香りはかなりするのですが、意外と後には残らずスッキリ。
疲労回復や滋養強壮にも良いらしい。今日の私にピッタリではないか。
おばあちゃんはいい人だし、利尻に来たらミルピス商店はマストでしょう。
さらに自転車を走らせて、今日の宿泊地沓形岬公園キャンプ場へ。
ここはかなり良い。
目の前は海。振り返ると利尻山。贅沢な立地だ。
しかもキャンプ場自体も広い。
今日登ってきた利尻山を眺めながらテントを張る。
セイコーマートまでは歩くと少し距離がありますが、日帰り温泉やフェリーターミナルは近いので便利です。
テント設営完了。
これでようやく落ち着ける。
・・・と言いたいところですが、まだレンタサイクルを返さなければなりません。
BESV PSA1の返却時間は18時まで。
RISHIRI ACTIVITYの店舗が沓形フェリーターミナルにあるので、キャンプ場から近くて助かった。
でも返す前に温泉。
利尻ふれあい温泉へ。
昨日入った利尻富士温泉とは全然違う泉質。
お湯は茶色のにごり湯。そして鉄の匂いがかなり強い。
滅茶苦茶いい!こういう温泉、かなり好きです。
源泉は温度が低く、長く入っていられる。
朝からずっと動いているので、ぬるめのお湯が気持ち良すぎる。
温泉を出たらセイコーマートで、夕食と明日の朝食を購入。
今日の夕食は、
手作り塩レモンザンギ弁当。
さらに北のポテトサラダ。
そして和風豚焼きうどん。
買いすぎた。
でも今日は利尻山に登っています。
大量にカロリーを消費しているはず。
食べる。
うまい!
さらに食べる。
うまい!
いくらでも食べられそう。
登山後の飯はめちゃくちゃ美味しい。
そのままフェリーターミナルへ行って、18時までにBESV PSA1を返却。
明日は朝6時から、別の電動自転車を予約済み。
次の相棒はBRIDGESTONE Assista U。
明日は登山ではなく、利尻島の南側を観光します。
キャンプ場へ戻ると、ちょうど夕日の時間。
沓形岬公園キャンプ場は島の西側なので、海に沈む夕日が綺麗に見える。
朝3時に起きて、利尻山に登って、ポン山にも寄って、島を自転車で移動して、温泉に入って。
最後はこの夕日。
充実の1日だったな。
まとめ
今回の旅行最大の目的だった利尻山。無事登頂!
山頂に着いたときは雲が多かったけど、30分くらい待っていたら雲が切れて景色も見ることができました。そして何より、第二見晴台で出会った59歳のおじさんとの登山が楽しかった。かなりアクティブで50代でもまだまだ楽しめることが分かった。
利尻山に登って、面白い人に出会って、ミルピス商店のおばあちゃんと話して、温泉に入って、最後はキャンプ場から夕日。
最高の一日でありました。


















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