登山で痩せるのが難しい理由

登山

ダイエットといえば有酸素運動。有酸素運動といえば登山。ということは登山=ダイエット?

確かに登山をすると普通の運動では、なかなか消費できないカロリーを消費することが出来ます。

登山での消費カロリーを算出するプログラムを作りました。

登山 消費カロリー計算

ちなみに、私の体重は62kg。荷物を10kg持って8時間くらい歩いたとします。

消費カロリーは何と4,300Kcal!!!

ちなみにフルマラソンを走った場合の消費カロリーは約2,500Kcalなので、登山での消費カロリーがいかに凄いかが分かりますね。

でも、登山だけで痩せるのはかなり難しいです。

なぜ登山ダイエットが難しいのでしょうか?

食べないとバテてしまう

登山中にダイエットのためと食べるのを我慢をしていると、シャリバテを起こします。バテてしまってはツライわ、フラフラするわで危険すぎます。

お腹が減らないように行動食を食べたり、お昼ご飯をたくさん食べてしまったり・・・結局太って帰ってくることになります。そして、登山の後に食べる物が美味しい事美味しい事。もう止まりません。どんどん脂肪になっていきます。

いい方法は1日の消費カロリーを計算をして、算出されたカロリーの50~70%ほどのエネルギーを一定間隔で分割して摂取することです。

例えば上で計算した4,600Kcalの50%は2,300Kcalそれを2時間おきに4回に分けて食べる。すると1回あたりの食事で約600Kcal摂取すれば良いという計算になります。

分割して食べることでお腹を減らさず下山でき、下山後に食べ過ぎてしまうということも防げます。簡単でしょ?

毎日出来ない

これが一番でかいです。ダイエットといえば継続。継続といえばダイエットですから。

毎日山に行ける人なんて山の中に住んでる人以外にいるのでしょうか?

働いている人は月に4~5回くらい行ければ、かなり良いほうなんじゃないでしょうか?

週に1回4,000Kcal消費したとしても、平日デスクワークで全く動かず、飲み食いしてたら太ります。そりゃそうですよね。

普段は極力歩くとか、階段を使うとか、スクワットをするとか・・・地道に努力しましょう。

一部の筋肉が発達する

山登りですから、主に足を使います。というかほとんど足のトレーニングです。

なので、足の筋肉がモリモリ発達し、上半身はリュックを背負う時に使う広背筋や脊柱起立筋、僧帽筋などが鍛えられます。

そうです!登山をしていても綺麗な割れた腹筋は手に入らないのです!

お腹や胸の筋肉は別にトレーニングをしてつけて、筋肉のバランスを取りましょう。

登山一辺倒ではお腹は引っ込みませんよ。

まとめ

そういうわけで登山だけで痩せることは難しいのです。ただ、登山にダイエット効果がないという訳ではありません。むしろ大いに効果ありです。

山に登らない普段の日は筋トレやジョギングなどで体を動かし、バランスの取れた食事を取っていれば自ずと痩せると思います。

何事もバランスが大事ということですね!

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