品川といえば「しながわ水族館」ですが、品川にはもう一つ水族館があるのをご存知ですか?
品川駅から徒歩2分の品川プリンスホテルの中に「アクアパーク品川」というオシャレ水族館があるそうなんです。私は知りませんでした・・・。
どうやら「エプソン品川アクアスタジアム」が半年間の改装工事を経て、2015年夏にフルリニューアルオープンしたそうです。出来立てホヤホヤということもあり、最先端技術が散りばめられたハイテク水族館だそうなので、息子と一緒に楽しみにして行って来ました。
アクセス
駅から2分だし。品プリ方面に行けばすぐ分かるでしょ!と思って行ったら見事に迷いました。メチャクチャ分かりにくいです。全然案内の看板がないんです。
まずはJR品川駅高輪口から外に出ます。そして、横断歩道を渡って目の前のWingに入りましょう。
マクドナルドとエスカレーターの間の道をまっすぐ歩いていくと、突き当たりに案内表記があるので、もう大丈夫です。
入り口は「いちょう坂」の途中にあって、凄まじく地味です。危うく通り過ぎそうになりました。ひっそりし過ぎでしょ。
中に入ると華やかな世界
さすがに中まで地味ということはなく、リニューアルしたばかりなのでとても綺麗です。
ベビーカー置き場
中に入るとすぐにベビーカー置き場があり、「中は混雑するので、ベビーカーを置いて行かれる事をオススメします」とお兄さんに言われたので従います。
完全自己責任システムで何があっても関知しません的なベビーカー置き場なので、貴重品は持って行きましょう。
チケット売り場
さてさて、土曜日の12時ですが、どれだけ長蛇の列が出来ているのでしょうか?楽しみですね?
土日祝の水族館といえば、大混雑。これ基本ですよ。
覚悟して、チケット売り場へGO!
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どーーーん!
あれ?誰もいない・・・。ちなみに右側にある自動販売機には誰一人おりませんでした。東京スカイツリーにある「すみだ水族館」へ行った時もそうだったけど、たまにタイミングが良いとガラガラの時があるんですよね。
1名さま料金 | 入場券(当日・前売) | 年間パスポート |
おとな(高校生以上) | 2,200円 | 4,200円 |
小・中学生 | 1,200円 | 2,300円 |
幼児(4才以上) | 700円 | 1,300円 |
うぉー、財布が痛い!やっぱり最新なだけあって設備投資にお金がかかっているのでしょう。
パークエントランス
自動改札を抜けると、すぐに海賊船のアトラクションとメリーゴーランドが・・・え?ここって水族館ですよね?
違う!イメージと違うぞ!はじめにお金をかけて作っちゃったからしょうがないんでしょうけど・・・ただでさえ狭いんだから水槽を置いて欲しかった!
無類の魚好きである息子は完全にスルーして走って行ってしまったので、次に行きます。
インタライブエリア
さすが最先端水族館!水槽に透過タッチパネルを設置して、水槽の中にいる魚の詳細を見ることが出来ます。タッチパネルを操作している様は映画の世界さながら!かっこよすぎです!
近未来感を体験できるタッチパネル水槽の前には人だかりが出来ており、残念ながらほとんど触ることが出来ず。1歳の息子もよく分からないようなので次へ行きます。
コーラルカフェバー
ブラックライトに照らされた幻想的な水槽に囲まれたカフェで、ドリンクやフードを購入できます。
テーブルが水槽になっている。おしゃれ!
ジェリーフィッシュランブル
1Fの最後を締めくくるのは、どの水族館にも必ずある「くらげエリア」。光と音楽で神秘的な空間を演出しています。
1Fは完全に幼児は対象外でしたね・・・。全体的に水槽が高く、コーラルカフェバーのテーブルとクラゲ以外は全部抱っこをしないと魚を見ることが出来ませんでした。魚の名前も書いていないので、水族館というよりも美術館のような趣。うちの息子にはちょっと早すぎました。
続いて2Fに行ってみましょう!
アシカパフォーマンス
2Fにつくとちょうどアシカのショーが始まるところだったので、早速行ってみました。
アシカのプッチ君と人間の運動神経&知力対決をしていました。
お客さんの中から任意で2名選出され、まずはテニスラケットのバランス対決。
選出されたスポーツ万能そうなお兄さんがメチャクチャ強く、いとも簡単に片足で立ちながらテニスラケットを手に乗せてバランスを取る。これにはプッチ君もかなわず人間チームの勝ち。
次は早押しクイズ。出される問題が全てプッチ君寄りの問題なので、プッチ君楽勝・・・かと思われたが選出されたお姉さんがラストの10ポイント問題に答えて人間チームの勝ち。
結果、人間チームの圧勝という予想外の結果に。
なかなかの盛り上がりをみせ、アシカショーは幕を閉じた。
アクアジャングル
ピラルクやピラニア、爬虫類などジャングルにいる動物が集められたエリア。
比較的動きのないピラニアだけ撮れました。暗い場所での撮影は難しい。フラッシュ使うと不自然になるし、画質を捨ててISO感度を高くして撮るしかないのか!?
ちなみに奥の方でカピバラの餌付けをやっていました。カピバラって元々はジャングルにいたんだ!知らなかった。
ワンダーチューブ
それはイルカショーが始まる前の一瞬の出来事でした。
土曜日なのに人が1人もいないワンダーチューブ!凄くないですか?
いつもの土日の風景になりました。
このチューブ型の水槽では世界で唯一「ドワーフソーフィッシュ」が見られます。見た目はサメみたいなんですが、実はこれはエイの仲間です。このアクアパーク品川はエイの種類が多いことでも有名で、エイ好きには垂涎ものの水族館です。
ドルフィンパフォーマンス
マリンパーク品川のメインイベントといえばイルカショーです。リニューアルされてショーの内容もパワーアップしたようです。360度どこからでも見られる円形プールの中央にウォーターカーテンが加わることによって、ショーがより華やかになります。ボーカロイドの音楽に合わせて、観客も一緒に踊ったり、手拍子をしたりショーに参加します。
前の4列はずぶ濡れゾーンで防水必須。100円でポンチョが売っているので、目の前でショーを見たい方は必ず買いましょう。
さもないと、こんな感じで海水モロかぶりします。特にC~Fエリアが集中攻撃されてましたので、たくさん水をかぶりたい人はその辺りにいるとビショビショになれるかも?
ペンギンパフォーマンス
イルカショーの次はペンギンショー。この水族館はひっきりなしにショーをやっているので飽きないですね。
今日はペンギンの運動会。真面目なブルー君とマイペースなオレンジ君の障害物競走です。2匹の性格の違いが良く出ていて面白い。
リトルパラダイス
最後は9種類の水槽からなる水槽群「リトルパラダイス」を見て締めます。
何といってもサンゴ礁が美しいですね。美しいサンゴ礁の周りを泳ぐ色とりどりの熱帯魚達。ビューティフルすぎてため息が出ます。
定期的に水槽のテーマが変わるようなので、何度きても楽しめる設定になっているそうです。
まとめ
入り口のアトラクションに始まり、水槽の高さやタッチパネルなど全体的に小学生~大人向けで「1歳にはちょっと早すぎたかな?」という印象です。また、エンターテインメント性が強く、普通の水族館をイメージしてくるとギャップがあり楽しめないかもしれないので注意です。
品川という立地上、狭いという印象は否めないが、ショーやイベントを増やして長く楽しめる工夫をしていますので飽きることはないです。
入館料が高いのが玉に瑕ですが、年間パスポートが通常チケットの1.9倍しかしないので、年間パスポートを買ってしまうのもアリです。パスポートさえ買ってしまえば、アクセスも良いし気軽に何度も来られます。
食事に関しては、館内に飲食店が無いが、周りに飲食店がたくさんあるので困ることはないです。再入場可能なので、一度外で昼食を食べて戻ってくると良いと思います。
子供がもっと大きくなったら再訪します!
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