息子と歩く、天園ハイキングコース(覚園寺~瑞泉寺)

登山

10月12日、息子と鎌倉の天園ハイキングコースへ行ってきました。

いつもは建長寺側から入山していますが、今回は「行ったことのない道を歩きたい」という気分だったので覚園寺から入ってみました。
結果、変化があってとても楽しいハイキングなりました。

今回のコース

コースについて
鎌倉宮 12:08
→ 覚園寺 12:17 → 鷲峰山(じゅぶせん) 12:40 → 大平山 13:08 → 天園 13:20 → 瑞泉寺 13:55

登山日:2025年10月12日 
合計時間 :1時間47分
合計距離:5.5km
累計標高差:163m

覚園寺スタートの天園ハイキングは、鎌倉らしい歴史と静かな尾根歩きが楽しめる良コースです。

アクセス

覚園寺登山口へのアクセスは鎌倉駅東口バスターミナルから京急バス「大塔宮行き」のバスに乗り、終点の「大塔宮」下車、そこから徒歩10分ほど覚園寺方面に歩く。
バスは20分に1本間隔で出ている。

出発!

今回のルートは鎌倉宮、覚園寺登山口、鷲峯山、大平山、天園、瑞泉寺登山口、そこから歩いて鎌倉駅まで行く。
累計標高差は150mほどでほぼ平坦。距離も5kmほどしかないので、ちょっとしたハイキングをしたいときにとても良いコースだ。

まずは覚園寺方面に歩いていく。

登山口を通り過ぎて覚園寺まで行ってしまう。少し戻りました。

覚園寺側の登山口はとにかく地味で、初めてだと見落としやすいので要注意!

入山するとすぐ、竹がさわさわと揺れる細い山道が始まる。

少し歩くと鎌倉らしい切通し(きりどおし)に出ます。岩肌は多くの人に踏まれ磨かれているのか、ところどころツルツルになっている。

雨の後はスリップしやすいので、一歩ずつ踏みしめるように進む。

覚園寺コースのみどころ「百八やぐら」がある。鎌倉で最大規模のやぐら群である。
百八やぐらは、鎌倉周辺に独特に発達した中世(13〜14世紀ごろ)の横穴式の墓・供養窟です。

やぐら群を過ぎて鷲峯山へ向かうが、山頂が見えない。GPSではたしかに山頂が近いはずなのに標識がない。大きな岩があるのみ。

ふと岩の横を見ると岩の脇に踏み跡があったので、そこを辿ったら山頂が見つかった。

山頂からの景色は特にない。

途中、地層が露出した岩壁に出会いました。
一般に1cmの堆積に約100年かかると言われるので、ここに見える層は一万年規模の積み重ね。足を止めて眺めたくなる場所です。

13時08分 あっという間に鎌倉市最高峰の太平山に到着。まだ1時間しか経ってないのに濃密ですね。

ここは非常に眺望が開けている、なぜなら目の前にゴルフ場があるからである。

ゆえに景観は良くない。

ここから横浜市内の最高地点天園は10分ほどで着く。
天園は東郷平八郎が名付けたらしい。

あとはひたすら下るのみ。途中に五林山、天台山、胡桃山などがあったはずなのだが見つけられず。
全てスルーしてしまった。天園コースの山頂隠れすぎ。

帰りは鎌倉駅まで歩いていきましたが、若宮大路は外国人観光客で溢れていた。どこの店も長蛇の列で、とても昼食が食べられる状況ではなかったので、比較的空いていたタコ焼き屋へ。

中がトロトロで美味でした。

最後に駅前のソンベカフェに寄って大平山の登山バッチを購入した。大平山のバッチはここでしか手に入らないらしい。

まとめ

覚園寺IN→瑞泉寺OUTの約5km・累積150mは家族で歩きやすい。2時間かからないし竹林や切通し、百八やぐらなど史跡が点在し、見どころも多い。大平山は開けるゴルフ場ビュー!
下山後は若宮大路の混雑に備えて軽食を確保しておくと吉です。

コメント