千円札裏の富士山と竜ヶ岳からの絶景を楽しむ旅

登山

突然ですが、千円札の裏の富士山ってどこから撮影されているか知っていますか?

はい!答えは本栖湖の湖畔から15分ほど登った所にある「中ノ倉峠展望台」から撮影した景色です。

今回の目的地は竜ヶ岳だったんですが、竜ヶ岳オンリーだと時間的に中途半端。それでは「近くに何か面白いスポットはないかな?」と探していると地図に「千円紙幣富士山撮影地」とこれ見よがしに書いてあるじゃありませんか!

「これは行くっきゃない!」というわけで、ついでと言ってはなんですが千円札裏にも行ってきました。

今回のルート

登山日:5月6日
コースタイム
本栖湖キャンプ場 08:15 → 登山道入口 08:32 → 見晴台 9:16 → 竜ヶ岳 9:51 → 端足峠 10:26  →  端足峠入り口 11:02 → 本栖湖キャンプ場 11:41

合計時間:3時間26分
合計距離:9.2km
累計標高差:910m

GW最終日と言う事でかなりの渋滞が予想されるため、朝4時半に出発して、昼には現地を出発するという計画。

中ノ倉峠への登山口は本栖湖北側にある「洪庵荘」近くにある公衆トイレのすぐ横。

特に渋滞にハマることもなく6時半に到着。

コースタイムは30分と地図には書いてあります。

どうせ軽いハイキング程度でしょ!と普通のスニーカーにペットボトルだけという舐めた格好で出発。

結果、本当にハイキングで息も切らさず15分くらいで着いてしまいました。全然予想を裏切らないな!

しかしメチャクチャ眺めが良さそう!期待をしながら展望台へ進む。

はい!千円札キターーーーー!

やはり上から見下ろすと水の色が綺麗だなぁ。千円札と見比べると、確かにピッタリ一致。
微妙に逆さ富士にもなってるし、素敵やん!なんかこれだけで満足してしまいそう。

危うくそのまま東京へ帰りかけましたが、こらえて竜ヶ岳登山口がある本栖湖キャンプ場へ向かいます。

とっても素敵なキャンプ場やん!

たくさんのファミリーがキャンプを楽しんでいるのを眺めつつ、私は一人スーパーで買った半額のパンを食べて腹を満たす。
よし!今度は家族でキャンプしに来よう!と心に決めて出発です。

登山口までは案内の看板がたくさんあるので迷わず行けます。

キャンプ場の下見も兼ねて登山口を目指します。

登山口から竜ヶ岳頂上までのコースタイムは2時間15分ほど。とっても軽めです。

まずは樹林帯の登山道をひたすら登ります。
つづら折りの登山道が続いていて、素晴らしい新緑の淡い緑の中を右へ左へと無心で登る。

たまに見られるビュースポットは頂上からの絶景を期待させる。

登山道入口から30分ほどで竜ヶ岳が見えてくる。意外と登るなぁ。

50分ほど登ると樹林帯を抜け、真っ青な空が現れる。日差しがジリジリと肌を焼く。完全に夏の気候だ。

日焼けを気にしつつも少し歩くと壊れかけのあずま屋が見えてくる。

あずま屋からみた富士山が見事!裾野に広がる青木ヶ原樹海!

そこから先は笹が広がる登山道に変化します。眺望が開け、常に富士山&青木ヶ原樹海の大展望。これは楽しい!

再度つづら折りが始まるが、今度は眺望が良いので足が軽い。

 

頂上手前には湖畔登山口ルートとの分岐がある、こちらも景色が良さそうだ。

スイスイと登ってあっと言う間に竜ヶ岳頂上に到着。

なんと登山口から1時間20分で頂上!

短すぎる!まだ9時50分だよ!

頂上はかなり広く、広場のようになっていた。ここでレジャーシートを広げてランチも良いな!

竜ヶ岳という格好良い名前の由来は、富士山が噴火した時に湖に溶岩が流れ込み、湖に住んでいた竜が山に逃げ込んだということから付けられたという説。
富士山の噴火を竜がこの山に登って住人達に知らせ、そのお陰で皆助かったので竜ヶ岳と名付けた説などがある。

富士山と関係が深い山である。

さて、特に疲れてもいなかったので写真だけ撮って下山することにしよう。

下山コースは先程通ってきた湖畔登山口コースか、端足峠を周ってくるコースどちらにするかで悩んだ末、ただ長く歩けるというだけで端足峠コースを選択!

果たしてこの選択は吉と出るか凶と出るか。

最初の10分ほどは南アルプスが良く見えて最高な稜線歩きが楽しめます。

「完全に吉の選択だぜ!」とテンションをあげている俺氏でしたが、すぐに樹林帯へ入り眺望ゼロゾーンに突入。そこから本栖湖キャンプ場までほぼ眺望なし!

コース選びを間違えたー!

と思ったが、調べてみると本栖湖登山口方面へ下るコースもさほど変わらないみたいので、まぁ良いか。

特に見所もないのでズンズン下る。

1時間ほど下ると車道が見えてくるので、後は車道沿いをキャンプ場へ向かって歩くだけ。

この車道が長い長い。キャンプ場まで40分ほどの道のりです。これを考えると湖畔登山口のほうが良かったのかもなぁ。

12時前に帰ってくる事が出来たので、帰りはほとんど渋滞にハマらずに東京へ帰ってこられました。

まとめ

とにかく富士山が綺麗!本栖湖や西湖、青木ヶ原樹海もよく見え、富士山を見るならこの山は外せない!

ベストシーズンはツツジが綺麗な今の時期か紅葉の秋頃。

12月中旬から正月過ぎにかけてのほぼ1ヶ月間ダイヤモンド富士が見られることでも有名で、初日の出をダイヤモンド富士で見られる。

見所たくさんでほぼオールシーズン楽しめる山である、

次はキャンプ等を織り交ぜてこようかな!

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