2016年7月23~24
ルート:笹ヶ峰~火打山~高谷池ヒュッテ泊~妙高山~妙高高原スカイケーブル山頂駅
コースタイム:1日目 5時間30分 / 2日目 5時間
今回は出発当日に行き先を火打山・妙高山に変更したためかなりバタバタの旅でした。
もともとは鳳凰三山に友達2人と行く予定でしたが、出発2日前の天気予報が雨だった為、鳥海山・月山に行き先を変えて準備をしていました。
しかし、出発当日に一緒に行く予定の2人が出発できない事になった。そこで2人が既に行っていて除外されていた火打・妙高へ行く事に決定。
仕事の合間に登山口への行き方を調べ、長野駅行きの夜行バスだけとりあえず予約。仕事帰りに地図を買ってきて、そこからルートを考える。うーん・・・忙しい!
23時35分 新宿発長野駅行きの夜行バスへ乗り、バタバタと取り敢えず出発!
バスは3列シートで、非常に快適。いつものアイマスク&耳栓で朝まで良く寝られました。
ここから5時14分発のしなの鉄道北しなの線に乗り豊野乗り換えで長野駅まで。
6時ちょうどに長野駅到着。
7時20分発のバスまで1時間以上時間があるので、1km先にあるコンビニで食料を買いに行く。
バスはそこまで混んでいませんでした。
そして、8時10分。ようやく登山口に着きました。新宿を出発してから登山口までの所要時間8時間45分。遠い!遠すぎるぞ!
駐車場は満車。さすが人気の山!テント場が混んでそうで不安である。
時刻は8時35分。登山口で入山届を書いてっと・・・いざ、出発!
第一目的地は高谷池ヒュッテ。ヒュッテまでの標準コースタイムは3時間40分。標高差約800m。
今回はザックの重さ14kgでテント泊にしては軽い方なので、コースタイムより若干早めに着きたいところである。
まずは、ひたすら木道。またの名を「強制歩幅調整装置」。疲れる。ひたすら樹林帯の中を歩きます。
特に変化のない登山道を1時間ほど歩くと、十二曲りという急登ゾーンに入ります。
見た感じ結構急に見えますが、1段1段が低い階段なので登ってみると案外楽です。
折り返し部分に看板が立っていてカウントアップしてくれます。モチベーションアップに重要です。
登る事25分・・・十二曲がり終了。みじかっ!もう終わり!?
安心してください。まだまだ続きますよ。
久しぶりのテント装備での山歩きでしたが、毎日の階段トレーニングのおかげなのか思ったよりも辛さはなかった。
そうこうしているうちに特徴的な三角屋根が見えてきました。高谷池ヒュッテです!ここまで僅か2時間50分。
まずはテント場に行って設営をしようとしたところ、想像以上の大混雑。各テントが超接近していて、ほとんど設営する場所が残っていません。
そんななかで、何とか見つけた場所がこちら
茂みに隠された場所。意外と下の草が柔らかく寝やすかった。山小屋も団体の予約でいっぱいで、テントを設営する場所も無い、後から来た人はどこに泊まるのでしょうか?
テントを設営して、とりあえず昼食。
テント場には水場があるのでとても便利ですが、煮沸必須の水ですのでガスバーナーがないとピンチです。多分普通に飲んだらお腹の調子が結構悪くなりそうな感じ。微妙に濁ってるし。
今日の昼食は渡なべのカップラーメン。以前、高田馬場に住んでた時に行った事あるけど、こんな味だったっけ?
テント場で1時間半以上ゆっくりしてから、火打山へ向かいます。
火打山は標準コースタイム1時間半なので、「空身で行くし余裕っしょ!」と思って舐めてたら意外ときつかった・・・やられました。
大きさが丁度良い!この中にアクエリアスとオニギリ1個入れて出発。
火打山と妙高山の分岐、今日は左です。
完全に曇り空。晴れてればかなり良い景色なのに残念!
火打山も完全に雲の中にあり見えず・・・。
景色の代わりに花を見る事にします。
左:がシナノオトギリ 右:ヨツバシオガマ
その他、サンカヨウやワタスゲ等色々咲いていました。
さて、お花ゾーンが終わると登りが始まります。
途中、崩落した場所があったのか笹を伐採して作られた迂回道を歩くのですが、竹槍よろしく鋭利に切られた竹が真上を向かって無数に生えておりました。竹槍に足を引っ掛けて手をついたら余裕で手を貫通します。なんて危険な道を作るんだ。
歩く事1時間半。ついに火打山に到着!
意外と遠かったし、意外と標高差があった・・・。(高谷池ヒュッテからの標高差350m)
頂上は広く、眺望も良い・・・はず。雲がなければ。
10分ほど休憩してきた道を下山します。
高谷池ヒュッテに着くと、池から湯気が出て幻想的な感じになっていました。
今日は星も見えなさそうなので、暗くなる前に夕飯を食べて就寝。
明日は妙高山への急登が待っています。晴れれば良いなぁ。
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