今回はお初の方と棒ノ折山(棒ノ嶺)に行ってきました。
棒ノ折山には去年行ったんだけど台風19号の影響で白谷橋コースが通行止めになっていて、滝ノ平ルートを通っていきました。

今回はそのリベンジとしてゴルジュ帯のある白谷橋コースを登ってきました。
棒ノ折山は、東京都西多摩郡奥多摩町と埼玉県飯能市との境にある標高969mの山。
棒ノ嶺とも呼ばれていて、「ぼうのみね」だったり「ぼうのれい」だったりいろいろな名前で呼ばれている山だ。皆はどの名前で呼んでいるんだろう?
今回のルート

コースタイム
さわらびの湯バス停 08:57 → 棒ノ折山 10:37- 11:00 → 岩茸石山 12:24 → 惣岳山 13:14 → 御嶽駅 14:09
合計時間:5時間11分
合計距離:13.1km
累計標高差:1,395m
当初は白谷橋コースで登り、さわらびの湯に戻ってくる予定だったが調子が良かったので御嶽駅まで歩くことにした。
ゴルジュ帯は人が多く下れないし、滝ノ平ルートは単調なので結果的に岩茸石山へ向かったのは正解だった。
登山口へ
飯能駅でF氏と待ち合わせをし、駅前から出ているさわらびの湯行きのバスに乗り込みます。
バス内でF氏と話をしているとマラソンを3時間半で走ったり、自転車でヒルクライムをするような人で体力がバリバリありそう。
バス停の前には長蛇の列が出来ていて、座ることは出来ませんでした。
 バスはヤマノススメでラッピングされ、内装も全てヤマノススメ。
バスはヤマノススメでラッピングされ、内装も全てヤマノススメ。
そう言えば飯能はヤマノススメの聖地だったんだな。
見たことないけど、これを見てここに来ている人も多いんだろうなぁ。
 まずは有間ダム方面へ歩いていきます。
まずは有間ダム方面へ歩いていきます。
 前回通行止めになっていた場所はまだ工事中でしたが、一応通れるようになっていました。
前回通行止めになっていた場所はまだ工事中でしたが、一応通れるようになっていました。
 10分ほど車道を歩いて有間ダムに到着。この先に登山口があります。
10分ほど車道を歩いて有間ダムに到着。この先に登山口があります。
 ダムの上は賑やか。人が多いなぁ。
ダムの上は賑やか。人が多いなぁ。
まさか、登山道が渋滞してたりして?

登山開始!
ここから棒ノ折山の山頂までは3.3km。
距離はないがその途中にゴルジュ帯という岩と岩に挟まれた細い谷を通る。そこがハイライト!
 まずは樹林帯を歩いていくが、すぐに道が岩っぽくなってくる。
まずは樹林帯を歩いていくが、すぐに道が岩っぽくなってくる。

この時点で既に前回通った滝ノ平ルートよりも変化がある。
 さらに滝などもあって、めちゃくちゃ良い登山コース。滝ノ平コースとの違いが激しい。
さらに滝などもあって、めちゃくちゃ良い登山コース。滝ノ平コースとの違いが激しい。
 ゴルジュ帯の入り口に近づけば近づくほど人が増える。
ゴルジュ帯の入り口に近づけば近づくほど人が増える。
奥の方は行列になっている。マジか・・・。
 しかし沢沿いを歩くのは気持ちが良い。新緑も美しい。
しかし沢沿いを歩くのは気持ちが良い。新緑も美しい。
 とうとう辿り着きましたゴルジュ帯。思ったより厳ついぞ。
とうとう辿り着きましたゴルジュ帯。思ったより厳ついぞ。
 いいね!これは楽しい道!
いいね!これは楽しい道!
こんな感じの道が続きます。
 少し急なところもあるけど足掛かりがしっかりしているので問題ない。
少し急なところもあるけど足掛かりがしっかりしているので問題ない。
 ワクワクするなぁ。このコースが人気の理由がわかった。
ワクワクするなぁ。このコースが人気の理由がわかった。
 ゴルジュ帯は結構長い。こんなに長く楽しめるとは思っていなかった。
ゴルジュ帯は結構長い。こんなに長く楽しめるとは思っていなかった。
雨の後は増水してそうなので行かないほうが良いかも。
 鎖場もあるよ!
鎖場もあるよ!
 ゴルジュ帯を抜けると一度林道とクロスして急登が待っています。
ゴルジュ帯を抜けると一度林道とクロスして急登が待っています。
壁のような坂だ。

ここからF氏が本気を出し始める。
凄いペースで登り始めたのだ。
私がいつも一人で歩いているペースより若干早い。

安定したフォームで全然ペースが落ちない。
YAMAPのペースを見るとコースタイムの200%超。はえぇ!
 10時37分 棒ノ折山山頂に到着!
10時37分 棒ノ折山山頂に到着!
残念ながら山頂の一本桜はほぼ散ってしまっていました。
 ここでお昼休憩とします。
ここでお昼休憩とします。
山頂にはあずま屋やベンチがあって広場のようになっている。
久しぶりに限界を越えた速さで登ったら腹が減った。
やっぱり普段からトレーニングしている人には敵わないなぁ。
岩茸石山へ
 ここからさわらびの湯へ戻ってもよいが、ゴルジュ帯は混んでいるし、滝ノ平ルートは単調なので岩茸石山を越えて御嶽駅まで歩くことにしました。
ここからさわらびの湯へ戻ってもよいが、ゴルジュ帯は混んでいるし、滝ノ平ルートは単調なので岩茸石山を越えて御嶽駅まで歩くことにしました。
 棒ノ折山からは基本的に下りだけど、細かいアップダウンを繰り返します。
棒ノ折山からは基本的に下りだけど、細かいアップダウンを繰り返します。
 相変わらず早い。っていうかF氏も息が切れている。
相変わらず早い。っていうかF氏も息が切れている。
「オーバーペースじゃない?」と聞くと心拍数が上がってないから問題ないそうです。そういうものなの?
 途中で1箇所だけ眺望が良いところがあった。
途中で1箇所だけ眺望が良いところがあった。
 12時24分 高水三山の一つである岩茸石山に到着!
12時24分 高水三山の一つである岩茸石山に到着!
高水三山の中でも一番眺望が良いのが岩茸石山。人で賑わっています。
 歩いてきた方向を見ると棒ノ折山の奥にかろうじて武甲山が見えます。
歩いてきた方向を見ると棒ノ折山の奥にかろうじて武甲山が見えます。
 次は惣岳山へ。
次は惣岳山へ。
 惣岳山の手前は大規模に伐採されていて見通しが良くなっていた。
惣岳山の手前は大規模に伐採されていて見通しが良くなっていた。
 奥の方まで見事に刈られています。
奥の方まで見事に刈られています。
なぜこんなに大規模に伐採しているのか調べてみると下記のように書かれていた。
なるほど!花粉症対策か!ありがたいぜ!
 13時14分 惣岳山に到着。
13時14分 惣岳山に到着。
山頂の眺望はあまりないが、青渭(あおい)神社の社殿がある。
さあ、あとは下るだけ。
 50分くらいひたすら樹林帯の中を下ると登山口に到着です。
50分くらいひたすら樹林帯の中を下ると登山口に到着です。
登山口から御嶽駅は徒歩3分ほど。
駅から近い登山口選手権があったらトップを争うくらい近いんじゃない?
あの高尾山でも5分かかるからね。
 あっという間に御嶽駅。
あっという間に御嶽駅。
お疲れさまでした!
まとめ
初めて白谷橋コースを歩いたけど、ダムを通り沢沿いを歩き、ゴルジュ帯での岩歩き、鎖場。
短いコースなのに中身が濃い!誰にでも楽しい登山コースでした。
さらに高水三山の方へも縦走が出来て、コースのバリエーションも豊か。
棒ノ折山。かなりの高評価です!

 
 

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