昨年、12月に家族で鋸山登山に行った時、妻がすこぶる気に入ったようで、今度は息子の友達も呼んで皆で登ろうということになった。
今回は人数が多いということもあって、スタンダードにロープウェーを使った鋸山観光をすることにした。
鋸山に何がある?
鋸山には展望台からの絶景や、日本一の大仏、ラピュタのような石切場跡、スリル満点地獄のぞきなど、見どころがいっぱい。
今回はその見どころを4歳の子供2人を連れて行ってきた。4歳でも軽く回れるお手軽ハイキングとなっている。
鋸山へは歩いて登るもよし、車で登るもよし、ロープウェーで登るもよし。様々なコースがある。
鋸山ロープウェー
鋸山ロープウェーは金谷港から近いので、フェリーを使ってアクセスしても面白いと思う。
営業時間
通常(2月16日~11月15日) | 9:00 ~ 17:00 |
冬季(11月16日~2月15日) | 9:00 ~ 16:00 |
※毎年 1月中旬頃に 1年検査の為、 1週間程度営業を休止いたします。
料金
区間 | 料金 | |
大人(12歳以上) | 片道 | 500円 |
往復 | 930円 | |
子供(6歳以上) | 片道 | 250円 |
往復 | 450円 |
ロープウェー利用者は駐車場料金無料
山頂駅には売店やレストランがあって観光地ぽくなっている。頂上駅の屋上は展望台へ。東京湾や房総の山々を一望できる。
ちなみにここに山頂の看板があるが、これは真っ赤な嘘。あまりに堂々と山頂の看板が立っているので騙される人が多数いると思うが、実はここは標高329mでもない。本当の頂上はここから30分ほど歩かないと行けない場所にある。
先に進むと、日本寺の入り口がある。
日本寺は鋸山全体を境内にしてしまうという凄まじいスケールのお寺。
とにかく全部デカイ!
日本寺に入るには拝観料が必要。
拝観料は大人600円、子供(4~12歳)400円
まず初めに前回混みすぎて諦めた地獄のぞきにリベンジ。
始発のロープウェーで来たので、ガラガラで誰もいない。
登ってみると立派な柵があり、そこまで高度感は感じなかった。取りあえず覗き込んで見る。
ヒョーッ!高い!
でけぇ!
前に立っているのが子供だから余計でかく見える。
さすが石切場にある観音像。石の加工技術が垣間見られる。
羅漢エリア
羅漢エリアには全部で1,553体の石像群があり、なんとたったの28人で21年の歳月をかけて彫ったそうです。すべて手彫りなので、同じ顔の石像はないそうだ。
これまたスケールがでかい。凄すぎる・・・。そんな観音像に見つめられて緊張したのか、突然息子が「ウ〇コしたい!漏れる!」と騒ぎ出した。
こんなところにトイレはないし、野〇ソなんてもっての外!突然のピンチである。
背に腹は代えられない。道端でビニール袋にさせることにして事なきを得た。これからは緊急時の為に簡易トイレも一緒に持ち歩こうと強く誓ったのであった。
ドタバタしつつ、大仏広場まで到着。
ここにある大仏は日本最大。31.5mもあり、鎌倉の大仏の2倍以上。石像群に続いてやっぱり規模が大きい。
さすが山全部を寺にしちゃうだけある。全てのスケールがデカイ!
一息ついて、ロープウェー方面へ戻ります。
実はロープウェー乗り場から大仏広場まで200mくらい下ってきています。そこを登り返すので、登山慣れしてない人はちょっとキツイかも?
ちなみに4歳の息子達は元気に往復しました。
最後に石切り場跡を見学して鋸山を締めます。
日本寺の百尺観音の前を通り北口管理所を抜けて、急な階段を下りていくこと約5分。
ラピュタの壁というスポットに差し掛かります。ラピュタとは言い得て妙だな!
ラピュタの岩壁のバックに三浦半島。Great!
さらに10分ほど歩くと、石切場跡に到着。
ここは読んで時のごとく、昔石切場だったところ。
そのままの形で残っていて、石切に使われていた機械などもそのまま残っている。まるで遺跡のような場所だ。全身ミドリマンも機械に触って喜んでいる。
石切場跡の先に行けば他にも見どころがたくさんありますが、今日はここで引き返します。
見どころを満喫するなら車力道コースを歩くと良いと思います。
4歳の息子と鋸山充実登山。そこには非現実的な世界が待っていた!
2018年11月25日 今まで興味がありつつも、ずっと温めてきた千葉県にある鋸山へ家族で行ってきました。 鋸山は昔、房州石の石切場として栄え、その史跡が今も残っています。ネイチャーミュージアムと名付け…
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さて、ロープウェーに乗って下界に戻りますか。
ロープウェー駅にはレストランがあり、アイスや団子なども売っている。誘惑されそうになるが、後で海鮮を食べるので我慢。
今日のランチは伊予ヶ岳に行った時に寄った「ばんや」。お昼時なので結構混んでいて、30分待ち。空腹には堪える。
今日は奮発してイクラ丼、海老天重、穴子天重、タコガーリック、マグロかつ、ビノス貝焼きを頼む。
全部うまい!ここは外れがないなぁ。オススメです!
漁協直営食堂 ばんや
■住所
〒299-1908 千葉県安房郡鋸南町吉浜99-5
■電話
〈本 館〉0470-55-4844
〈新館〉0470-50-1226
〈ばんやの湯〉0470-50-1126
最後はアクアラインの渋滞を避けるため、東京湾フェリーで帰ってきました!
まとめ
何度来ても楽しい鋸山。ルートもたくさんあるし、見どころもたくさんあるし全然飽きない。スルメ的観光地である。
家族で来ても、カップルで来ても、一人できても楽しめる。
それが鋸山!
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